宇都宮カクテル倶楽部が開発したノンアルコールの「宮っ子」(左)と「SATUKI」=栃木県庁で2026年9月25日、仙石恭撮影 宇都宮市内のバーが加盟する「宇都宮カクテル倶楽部」は、ノンアルコールのカクテルを新たに開発した。果汁入りジュースをベースにした、さわやかな風味の「SATUKI」と「宮っ子」の2種類で、今月から倶楽部加盟店などで提供を始めている。 倶楽部の福田弘樹代表幹事によると、ノンアルコールカクテルは「モクテル」とも呼ばれ、各店舗やイベントなどで注文する客が増えているという。倶楽部の加盟店ではこれまで、共通レシピで提供するアルコール入りカクテルが4種類あった。ニーズの高まりを受け、ノンアルコールでも加盟店の共通商品を開発しようと決めたという。Advertisement 宇都宮市の酒類卸問屋の横倉本店からは、キッコーマン食品の飲料ブランド「デルモンテ」の果汁飲料を利用したノンアルカクテルの開発の要望があった。同倶楽部は約3カ月の試作を重ね、果汁飲料を使った2種類を開発した。イベントでもノンアル求める声 ショートサイズの「SATUKI」は、クランベリー、ピンクグアバのジュースに、ピーチシロップを使った。鮮やかな赤色で甘さを抑えている。ノンアルコールカクテルを作る宇都宮カクテル倶楽部の柿沼典克さん(右)と福田弘樹さん=栃木県庁で2026年9月25日、仙石恭撮影 ロングサイズの「宮っ子」は、パイナップルとマンゴーのジュースのほか、ゆずシロップで作りあげる。黄色とオレンジ色のグラデーションが映える。 9月に県庁で開かれた発表会では、バーテンダーでもある福田さんと、倶楽部に所属する柿沼典克さんがシェーカーを振った。 福田さんは「イベントなどでもノンアルを求める声が強かった。モクテルはどうしてもシンプルになる。ひねりを加えすぎると普及が難しくなるので、工夫が必要だった」と振り返った。柿沼さんは「ベースとなる酒がない中、混ぜることによってカクテルの味わいを出すところが難しい」と語った。【仙石恭】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事