もっと社会人野球:TJ手術も裏方も経験 最速154キロのドラフト候補・ENEOS長屋

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【三菱重工East-ENEOS】力投するENEOSの長屋竣大=川崎市の等々力球場で2026年10月2日午後、飯山太郎撮影 今秋のドラフト候補の一人と目される、最速154キロ右腕・ENEOSの長屋竣大(23)は、自らをチームに「拾われた」存在と語る。大学4年で肘の靱帯(じんたい)を再建する「トミー・ジョン(TJ)手術」を受け、「裏方」も経験した。苦難も糧にして自らの引き出しを増やしてきた長屋は22日のプロ野球ドラフト会議を待つ。屈指の名門が22年ぶりの「屈辱」 10月2日、川崎市の等々力球場で行われた社会人野球日本選手権の関東予選2回戦の三菱重工East戦。スカウト陣が見守る中、長屋は1―5の八回から4番手としてマウンドに上がった。 「状態が本当に良くなく、その中で『いかに抑えるか』を考えた。0で帰ってこられたのは最低限の仕事はできたかな」と、長屋は2回を無失点に抑えた。しかし、チームはそのまま敗れて、予選敗退。ENEOSは、夏の都市対抗も本大会出場を逃しており、両大会の出場を逃したのは2004年以来22年ぶりだった。長屋も試合後は「チームに流れを持ってくるしかなかったが、できずに悔しい。『何も考えられない』というのが正直なところ」と表情は硬かった。右肘を手術も「拾ってもらった」 長屋は京都府出身。浜松開誠館高(静岡)では甲子園への出場経験はないものの、関西学生野球連盟の立命大に進学すると早くから先発を任された。ところが、右肘を痛めて、大学4年の6月にはTJ手術を受けた。 術後はリハビリに励みながら学生コーチに回り、秋のリーグ戦は登板機会がなかったが、ENEOSは採用してくれた。 入社1年目の昨季も登板はできなかったが分析担当を務め、貢献した。「昨年1年間はプレーヤーではなく、『運営する側』というか、裏方の目線に立てたということは、自分の中で武器だと思います。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】エールに包まれ、21年の活動に幕 廃部セガサミー「最後」の日 関連記事