定例記者会見で話をする熊谷俊人知事=千葉市中央区の県庁で2026年10月15日午前10時40分、中村聡也撮影 衆院選で自身を応援しなかった首長の自治体予算を「カットした」と発言した問題などで農相を辞任した簗(やな)和生氏について、千葉県の熊谷俊人知事は15日の定例記者会見で、辞任後も説明責任を果たしていくことが重要だとの考えを示した。知事は「地方自治体が見るのは予算カットの(発言)部分。民主主義に対する信頼に関わる。しっかりとした説明責任を政府全体でやっていただくことが重要」とも話した。 辞任の受け止めや首相の任命責任についても問われたが、「出処進退はそれぞれの政治家が判断することで、コメントは控えたい」と答えるにとどめた。一方、選挙で特定の候補を応援するかどうかで自治体の予算配分が決まるとすれば、「首長は住民を人質に取られたような形になる」と指摘。「そうしたことがないと信じたい」と語った。Advertisement 県によると、簗氏は12日、台風25号の影響で農業被害などが出た県内の視察を検討していた。だが8日に関東農政局から「諸般の事情で取りやめる」と連絡があった。熊谷知事は「被災状況を見ていただいて、要望などをしたいと考えていた。いずれは新たに就任した大臣にご視察いただければ大変ありがたい」と述べた。【中村聡也】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。