高市早苗首相と面会後、伏し目がちに記者の質問に答える簗和生農相=首相官邸で2026年10月14日午後6時49分、藤井達也撮影 道路予算を「カットした」と発言した簗(やな)和生農相が14日に辞任したことで、栃木県内からは「辞任は当然だ」「遅すぎる」などと厳しい批判の声が上がった。「予算カットアピールはあり得ない」 自民党県議の一人は「辞任はやむを得ない。ちょっと引っ張り過ぎた」と指摘。積極的に説明責任を果たそうとしなかった簗氏の姿勢に不満を漏らした。 初入閣からわずか1カ月弱での辞職。 簗氏に近い地方議員は「これから関係団体や那須烏山市、那珂川町も回って、期待を裏切ったことや、発言に対するおわびの行脚をしなければならない」と語った。別の議員は「簗氏はもう、態勢を立て直せないのではないか」と述べた。 簗氏への批判で共通するのは「予算カットをアピールすることは、政治家としてあり得ない」との指摘だ。 名指しされた那須烏山市では、市議会が14日の臨時会で、簗氏への抗議決議を賛成多数で可決した。あえて「強く抗議する決議」との名称にした理由について、相馬正典議長は「今まで聞いたことがない発言であり、ただの抗議ではなく、強い気持ちを込めた」と怒りをあらわにした。 同市の40代の自営業の女性は「発言を悪いと思っていないのだと感じた。辞めるのが遅すぎた」と語った。簗氏が関心の2市町、選挙で“完敗” 地元の衆院栃木3区には、那須烏山市と那珂川町のほかに、大田原市、那須塩原市、矢板市、那須町の計6市町がある。ただ、簗氏が…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事