「山を下りてからが長い」林業の事務負担をDXで軽減 愛媛・内子

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現場進捗(しんちょく)管理アプリの画像を示す武田林業の武田惇奨社長。示される情報は現場で作業する人のスマートフォン上でも共有できる=愛媛県内子町で2026年10月9日、松倉展人撮影 「林業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を愛媛・内子から広めたい」。デジタル技術を活用して業務やビジネスを変革する愛媛県のDX実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」にこの夏、同県内子町にある武田林業の事業「林業現場の事務時間削減DX推進プロジェクト」が選ばれた。2026年度の一般枠採択17件(最大3000万円を各件に支援)のうち、農林水産業関連では唯一となる。 県南部・南予地方にある内子町は面積の約78%に当たる2万3000ヘクタールあまりが森林。組合員3250人(3月末)の内子町森林組合によると、林業の現場は平均でも車で30分ほどの距離にあり、同森林組合の藤田徹・経営計画担当課長は「往復1時間を移動だけで消費し、天候にも左右されることが多い」と説明する。また、現場作業を終えて事務所に戻った後、日報、工事写真、進捗(しんちょく)管理といった記録業務は紙の台帳やホワイトボードに書き込む“アナログ作業”がほとんどで、「山を下りてからが長い」という嘆きは以前から聞こえていた。日報も工事写真もアプリで そこで今回、いずれも武田林業が独自に開発した三つのDX支援アプリが導入された。アプリの機能はそれぞれ、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事