エジプト国防評議会に出席するシシ大統領(中央)=カイロで18日(大統領府提供・ロイター) エジプトのシシ大統領は18日に国防評議会を開き、イエメンの親イラン武装組織フーシ派との戦闘が続くサウジアラビアに対して、国防に必要なあらゆる支援を提供する方針を決定した。ただ派兵を含めた軍事支援の実施には議会の承認が必要で、シシ氏の要請を受けた下院が18日から審議を始めた。 フーシ派は、サウジが後ろ盾となっているイエメン暫定政権と内戦状態にあり、サウジの空港や石油関連施設への攻撃を繰り返している。首都リヤドのキング・ハリド国際空港では今月に入ってから少なくとも17人が死亡、300人以上が負傷した。Advertisement こうした状況を受け、シシ氏は17日に行った軍士官学校での演説で、サウジ側から要請があれば防衛面に限って支援に応じる用意があると表明。議会に対して緊急会合の招集を求めた。地元メディアによると、18日に開かれた本会議では採決に至らず、20日まで審議が続く可能性がある。 サウジへの支援を巡っては、サウジと安全保障の連携枠組み「メッカ共同防衛協定」を結ぶトルコやパキスタンが今月上旬、協定に基づく集団防衛措置を発動し、サウジに部隊を派遣することで合意した。【カイロ古川幸奈】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】