韓国で新たな教科書出版 未来の日韓関係に向け双方の主張を併記

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9月に出版された教科書「日韓関係を読み直す-対立と協力を理解する新たなアプローチ」。日本語への翻訳出版も計画されている=ソウル市で2026年10月15日午後2時2分、福岡静哉撮影 韓国の日本研究者らが、日韓国交正常化(1965年)以降の歴史を中心に、体系的に解説する大学生向けの教科書を発刊した。未来のより良い日韓関係に向けて相互理解を深めるため、双方の主張を併記し、客観的な記述に努めた。こうした教科書は韓国で初の試みという。 研究者らは「両国の関係は、どちらか一方の視点だけでは十分に理解できない。若い世代が互いの認識の違いを冷静に確かめつつ、共に考える契機としてほしい」と話している。 教科書は「韓日関係を読み直す―対立と協力を理解する新たなアプローチ」(320ページ)。前現代日本学会会長の金雄熙(キムウンヒ)・仁荷(インハ)大教授ら16人が協力して執筆し、9月に出版された。日本の学生や市民向けに、日本語版の出版も計画している。 金教授によると、韓国ではこれまで日韓関係についての専門書や歴史問題を扱った書籍は多数あるものの、大学生が日韓関係を体系的に学べる適切な教科書が無かったという。近年、韓国の若者の間で日本への関心が高まっていることもあり、出版を計画した。 教科書では65年以降の出来事についてまとめたうえで、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。