送球ミス「取り返す」 ソフトバンク正木が逆転弾 CSファイナル

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【ソフトバンク-日本ハム】五回裏ソフトバンク1死二塁、正木智也が2点本塁打を放つ=みずほペイペイドームで2026年10月16日、玉城達郎撮影ソフトバンク―日本ハム(16日・みずほペイ) 何度も見た景色のはずなのに、この人の打球の美しさは不思議と見飽きない。勝てばクライマックスシリーズ(CS)突破となる一戦で、ソフトバンクの正木智也が五回に逆転の美しいアーチを描いた。 自身が招いた嫌な流れを帳消しにするフルスイングだった。正木は五回の守備で、自らの送球ミスも絡んで勝ち越しを許していた。それだけに、五回1死二塁の好機で迎えた第3打席では燃え上がる感情があった。Advertisement 「絶対に取り返す」 6球目の甘い絶好球を見逃すはずがなかった。カーンという心地よい打球音が球場内にこだまし、打球はあっという間に左中間席に吸い込まれた。 今CS3試合目で飛び出した逆転弾は、自身CS初本塁打。会心の当たりを放っても、「勝ちに持っていけるように、ただそれだけ」と再び気を引き締めた。 1番打者に定着した今季は28本塁打を記録した。5年目で初の規定打席に到達し、まさに大ブレークの1年を過ごした。 初めて主力として臨む大舞台は「プレッシャーもある」という。だが、チームを勢いづけるという役目を果たすことへの思いは変わらない。日本シリーズへ向けて、新生スラッガーのフルスイングがチームをさらに加速させていく。【牧野大輔】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事