2026年8月3日 17時00分松本江里加福岡高裁・地裁=福岡市中央区 休憩時間の是正を求めていた福岡市立中学の教諭が、育児休業の取得を理由に要求を却下されたのは違法だとして、市に対し、処分の取り消しなどを求めて福岡地裁に提訴した。 原告で教諭の北畑裕也さん(32)が3日に会見し、「育休をきっかけに働く人の権利救済の扉を閉ざしてよいのか」と訴えた。 提訴は7月24日付。訴状などによると、北畑さんの勤める中学では給食時間後の昼休みの30分と帰りの会後の15分の計45分が休憩時間になっている。 だが昼休みに合唱コンクールの練習指導が求められたほか、帰りの会後には下校の指導監督や戸締まりなどの校務があったという。北畑さんが情報公開で入手した勤務時間記録では、昨年9月の休憩時間の実績合計はゼロだった。 休憩時間を確保するなどの勤務環境の改善を求め、昨年8月に市人事委員会に措置要求をした。書面での審査が行われていたが、今年2月、要求は却下された。 理由は北畑さんが昨年11月から1年間の予定で育休中であることに触れ「現に勤務条件について適用を受ける状況にない」ためとされた。 これに対し北畑さんは、復職予定で措置要求の利益は消滅していないと主張。「育児休業を理由とする不利益取り扱いに当たる。その前例をつくってはならない」と訴える。 市人事委員会は「訴状を確認していないのでコメントできない」としている。この記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方、子どもの権利、福祉など関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月3日 (月)車に避難の女性死亡 熱中症か日本人の人口 1億2千万人割れスマートグラス 便利さの影に8月2日 (日)高額療養費、負担上限引き上げ猛暑の熊本被災地 断水続くW杯の子会社設立案撤回8月1日 (土)政府・日本銀行が為替介入サッカーW杯をボイコットへ辺野古事故 安全管理に「不備」7月31日 (金)食料品の消費税1%へ避難所の環境、改善されず韓国W杯敗退で国会聴聞会トップニューストップページへ【まとめてわかる】なぜ震度7が? 地表に現れた断層 進む現地調査12:30自民福岡県議団の松尾統章会長辞任へ 地震の夜に政治資金パーティー16:09先輩検事から「ポンコツ」「なめられたから否認」 退職の検事が手記15:01今夏40度以上の観測、のべ34地点に 早くも昨年の年間上回り最多16:15地元では「危ない川」なのに SNSが生んだ異変、相次いだ死亡事故10:00こうしてトランプ政権の米国家安全保障会議は崩壊した 元職員の証言11:00