2026年8月3日 16時56分山岸玲死亡した多摩動物公園のライオン「ムギ」(3歳)=2025年5月28日、東京動物園協会提供 東京都は3日、多摩動物公園(東京都日野市)で飼育していたライオン3頭が相次いで死んだと発表した。暑さの影響とみられるという。園はライオンの展示を当面の間中止し、飼育施設内の暑さ対策を強化するなどの対応をとるという。 都によると、7月18日に飼育していたライオン16頭中、2頭に食欲不振や活動性の低下などの症状がみられ、治療を開始。その後、計10頭に同様の症状が出て、食欲をなくしたり意識を失ったりするなど重症化する個体も出たという。 10頭のうち、7月28日~8月2日に、いずれもメスの「ムギ」(3歳)、「イチゴ」(11歳)、「ルエナ」(15歳)が死んだ。園の獣医師による解剖の結果、3頭とも全身の脱水や多臓器不全がみられ、暑さの影響があったと考えられるという。詳しい死因は外部機関に依頼する。 ほかに3頭のライオンに体調不良が続いており、ビタミン剤の投与などの治療を続けている。回復傾向にある個体についても、スポットクーラーを設置するなどした非公開の飼育施設で養生しているという。 ライオンの飼育施設は元々、一部はエアコンや扇風機がついており、体調を崩す個体が出た後はミスト噴射で冷やすなどしていた。 多摩動物公園では1964年5月、バスに乗ってライオンの放飼場内を観覧する「ライオンバス」の運行を開始。都によると、それ以降、暑さを原因として複数の個体が相次いで死ぬ事例は初めてという。都が管理する他の動物については、現段階で同様の事例はみられないという。 多摩動物公園は当面の間、ライオンの展示とライオンバスの運行を中止する。 気象庁によると、園がある日野市に隣接する八王子市の観測点では、7月下旬の最高気温は平均で35・2度だった。この記事を書いた人山岸玲ネットワーク報道本部|東京都庁担当キャップ専門・関心分野地方自治、防災関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月3日 (月)車に避難の女性死亡 熱中症か日本人の人口 1億2千万人割れスマートグラス 便利さの影に8月2日 (日)高額療養費、負担上限引き上げ猛暑の熊本被災地 断水続くW杯の子会社設立案撤回8月1日 (土)政府・日本銀行が為替介入サッカーW杯をボイコットへ辺野古事故 安全管理に「不備」7月31日 (金)食料品の消費税1%へ避難所の環境、改善されず韓国W杯敗退で国会聴聞会トップニューストップページへ自民福岡県議団の松尾統章会長辞任へ 地震の夜に政治資金パーティー16:09先輩検事から「ポンコツ」「なめられたから否認」 退職の検事が手記15:01食料品の消費税1%への引き下げ、自民党の税調会合は会長一任で集約16:20地元では「危ない川」なのに SNSが生んだ異変、相次いだ死亡事故10:00こうしてトランプ政権の米国家安全保障会議は崩壊した 元職員の証言11:00日本人はやっぱり内向き化してた? 2010~21年のデータを分析11:00