グラフィックで追う栃木強殺事件 ほころぶ「匿流」、浮上した主導役

Wait 5 sec.

深掘り2026年6月15日 6時00分有料記事送検される竹前海斗容疑者=2026年5月18日午前7時33分、栃木県さくら市、原晟也撮影 宇都宮市の南に隣接する栃木県上三川町で5月、住宅に強盗が押し入り住人の女性(69)が殺害される強盗殺人事件が発生した。警察は、SNSなどで緩くつながり、様々な犯罪に関与しては離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による事件とみており、警戒を強めている。 事件発生直後から、警察は実行役とされる16歳の男子高校生ら4人(A~D)とリクルーター役とされる18歳の男子高校生(E)、現場指示役とされる夫婦を相次いで逮捕した。 6月14日で事件発生から1カ月がたった。それぞれが最初に逮捕された時、警察は少年や夫婦の認否を明らかにしていなかった。その後、亡くなった女性の息子への強盗殺人未遂容疑で少年4人と夫婦を再逮捕するなど捜査はなお続いている。 また、警察は事件を主導したとされる男を特定し、行方を追っているところだ。 秘匿性の高い通信アプリを使い、お互いに面識が薄いとされるメンバーはどのようにして集まり、警察はどうやって容疑者を特定していったのか。現場付近では不審な「前兆」があったといい、事前に事件を防ぐことはできなかったのか。 この間に積み重ねた捜査関係者らへの取材などから事件の経緯をたどる。複数の人物が押し入り、3人が殺傷された事件が起きた住宅=2026年5月18日、栃木県上三川町、朝日新聞社ヘリから、吉田耕一郎撮影【前兆】 住宅周辺で相次いだ、不審な車両や人物の目撃。栃木県警は警戒を強化し、5月13日夜までに数十回にわたって周辺のパトロールを繰り返した。しかし翌14日、強盗殺人事件は起きた。 当日朝、現場に集まったのは、16歳の高校生や無職の少年ら4人。そこから少し離れたところに、指示役とされる20代の夫婦がいた。彼らはどのように離合集散したのか。ほころぶ「匿流」の結束 夫婦と少年A~Dは事件直前に初めて、そろって顔を合わせていた。「匿流」特有の緩い結びつきで集まったメンバーたちは、警察の捜査によって1人ずつ特定され、逮捕されていく。事件を主導したとされる男の存在がその過程で浮かび上がってきた。独自取材で得た情報をもとに、夫婦と高校生らが逮捕され、主導役が浮上する経緯をグラフィックで分かりやすくお伝えします。■次々と逮捕されていく指示役…関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月15日 (月)落雷の4割、5時間に集中初の「女子大理工学部」人気飲酒、少量でもがんリスク6月14日 (日)ミュトス級AI利用 緊急停止サッカーW杯のチケットが高騰エアコンの火災、思わぬ原因6月13日 (土)ウリ信組に一部業務停止命令W杯開幕 チケットは億単位も「H3」6号機 打ち上げ成功6月12日 (金)マンション修繕で談合を認定米国とイラン 連日攻撃の応酬ガッツ石松さん死去トップニューストップページへトランプ氏の80歳誕生日にホワイトハウスで格闘技 両者の深い関係5:00ワールドカップ、日本初戦に国内各地で応援 早朝の東京や大阪でも6:32イスラエル、ベイルート南郊を攻撃 米イラン協議、署名目前で暗雲1:07新町長は31歳 愛川町で神奈川最年少首長誕生へ 茅大夢氏が初当選23:11W杯開催のニューヨーク、バスケ優勝に熱狂した夜 驚くブラジル人4:46水害もたらす「大気の川」40年で流量増加 東京ドームが3秒で満杯6:00