朝日新聞記事2026年6月15日 12時03分黒田早織東京地裁と東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2014年、当時2歳の男児に鎮静剤のプロポフォールを大量に投与して副作用で死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた医師2人のうち、研修医だった男性(44)の無罪が確定した。検察側が期限までに控訴をしなかった。 東京地検の市川宏・次席検事は15日に「判決内容を精査した結果、控訴はしないこととした」とするコメントを出した。 5月29日の東京地裁判決は、集中治療室の現場責任者だった小谷透被告(66)を禁錮1年6カ月執行猶予3年、男児の容体の管理に関わった男性(44)を無罪とした。小谷被告は有罪を不服として控訴している。 2人は14年2月、手術後に人工呼吸器を付けていた男児に対し、プロポフォールを長時間にわたり投与して急性循環不全で死なせたとして、在宅起訴された。裁判ではいずれも無罪を主張した。 判決は、プロポフォール投与と死亡の因果関係を認めたうえで、医師として約30年の経験があった小谷被告は「過失の責任を免れない」としたが、男性は麻酔の専門知識がなく、副作用による死亡は予見できなかったと判断した。この記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケア関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月15日 (月)落雷の4割、5時間に集中初の「女子大理工学部」人気飲酒、少量でもがんリスク6月14日 (日)ミュトス級AI利用 緊急停止サッカーW杯のチケットが高騰エアコンの火災、思わぬ原因6月13日 (土)ウリ信組に一部業務停止命令W杯開幕 チケットは億単位も「H3」6号機 打ち上げ成功6月12日 (金)マンション修繕で談合を認定米国とイラン 連日攻撃の応酬ガッツ石松さん死去トップニューストップページへ【解説動画】引き分けで貴重な勝ち点1 オランダ戦を振り返る12:13日経平均、迫る7万円 「和平合意」に勢いづくAI銘柄にバブルの影11:30オランダに2度追いついた日本、動じない精神力支えた成功体験 W杯10:51「あそこまでうまく決まるとは」同点弾決めた中村敬斗 オランダ戦10:37ミュトス級AI、停止命令はアマゾンの通報が契機か 政府と対立再燃12:00ナフサ不足も、大量に捨てられるプラごみ 減らす取り組みの現場は11:00