知床遊覧船沈没、社長に禁錮5年判決 「航行中止させる義務あった」

Wait 5 sec.

朝日新聞記事2026年6月17日 10時01分(2026年6月17日 11時31分更新)太田悠斗釧路地裁に入る「知床遊覧船」社長の桂田精一被告=2026年6月17日午前9時28分、北海道釧路市、加藤丈朗撮影 北海道・知床半島沖で2022年、遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没し、26人が死亡・行方不明となった事故で、業務上過失致死罪に問われた運航会社社長の桂田精一被告(62)の判決公判が17日、釧路地裁であった。水越壮夫裁判長は「船の運航管理者として、強風や波浪の情報を把握し、船長に航行を中止させる義務があったのに怠った」と述べ、被告に求刑通り禁錮5年の実刑判決を言い渡した。 事故は22年4月23日午後に発生。カズワンの乗客と乗員全員が死亡・行方不明となった。船には北海道、東京都、岐阜県、大阪府、兵庫県、香川県、福岡県、佐賀県など、全国各地から訪れた人が乗っていた。 公判では、事故当日の午後から波や風が強まる予報の中、カズワンが途中で引き返すと被告が認識していたか▽乗員乗客が死傷する事故が起きることを予見できたか、などが争点となった。 判決は、被告が参照した気象予報によっても、運航基準の範囲内で航行できるとは判断できなかった、と指摘。「出航前に船長(死亡)と協議して、途中で引き返す認識だった」とする被告の供述も「不合理で信用できない」と述べた。 その上で、事故の予見可能性について検討。事故原因となった船のハッチの破損による海水の流入は、通常の波の高さでは考えられない事態で、運航基準を超える気象条件で運航させれば乗客らが死傷する危険性があることは、運航管理者として予見できたと指摘。「ハッチの不具合を知らず、事故は予見できなかった」とする弁護側の主張を退けた。この記事を書いた人太田悠斗北海道報道センター|司法担当専門・関心分野共生、外来種、生きづらさ関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月17日 (水)日銀 政策金利1.0%に引き上げアイス価格 不当に引き上げか日経平均、一時7万円台6月16日 (火)米国とイラン 戦闘終結へW杯初戦 オランダと引き分け刑事手続き 被害者関与拡充へ6月15日 (月)落雷の4割、5時間に集中初の「女子大理工学部」人気飲酒、少量でもがんリスク6月14日 (日)ミュトス級AI利用 緊急停止サッカーW杯のチケットが高騰エアコンの火災、思わぬ原因トップニューストップページへ知床遊覧船沈没、社長に禁錮5年判決 「航行中止させる義務あった」11:31メッシ3ゴール、歴代1位タイ16得点 エムバペ2G サッカーW杯10:36なぜ日本企業ゼロ?W杯スポンサー かつての常連が降りた4つの理由6:00G7首脳が共同声明、イランとの合意を歓迎 対ロシア制裁も強化へ11:11暴力をなぜ「しつけ」と擁護? 子育て中の名もなき父親が抱く違和感6:00「赤い服を着た人」映像をAIが追跡 香川県警が開発→全国へ広がる8:00