星空と宇宙:「月面X」を見つけよう 6月22日午後7時ごろに出現

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星空と宇宙毎日新聞 2026/6/21 17:00(最終更新 6/21 17:00) 1057文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷月の欠け際に現れた「月面X」。この日は上弦の月となった約6時間後にXが見られた。毎月、観察できるタイミングが変化するため、日本では見られないということもある=東京都三鷹市で2024年1月18日午後6時28分、手塚耕一郎撮影写真一覧 「月面X」という言葉を聞いたことはありますか。 上弦の月が見られる頃、明暗の境の南側に「X」の文字のような地形が小さく見えることがあります。これを天文ファンが「月面X」と呼んでいます。 観察できる時間はわずか2時間ほど。月が出ていない時刻に当たることもあり、同じ場所からでは年に数回しか見られません。Advertisement 次に観察できるのは、6月22日午後7時ごろ。東京では日没直後、西日本では日没直前となります。午後8時ごろにかけて見られるので、少し暗くなってからの方が観望に向きそうです。月面Xが見られた翌日に撮影した月齢8の月。「月面X」が三つのクレーターの境界にあることがわかる=東京都三鷹市で2024年1月19日、手塚耕一郎撮影写真一覧 写真で確認すると、三つのクレーターが隣接している地形の高まりがXに見える部分だと分かります。対角の長さが65キロほどあり、この場所が日の出を迎え、太陽が低空から照らすことで、Xのような形に地球から見えるのです。 カナダのアマチュア天文家、チャップマン氏が2004年、近くのクレーターの名をとって「ヴェルナーX」と呼んで公表しました。それがきっかけとなり、海外の天文愛好家の間で広まりました。 日本では09年、当時横浜こども科学館の天文指導員だった山田陽志郎さんが「月面X」という名で、ウェブサイトに予報を公表しました。「初心者向けの天体望遠鏡でも見ることができ、子供から大人まで楽しめる現象だ」と実際に観測して感じたそうです。 その後、天文雑誌やSNSなどで広まり、天文ファンの間で認知度が上がっていきました。望遠鏡で拡大撮影した「月面X」(中央)=東京都調布市で2022年12月30日午後8時14分、手塚耕一郎撮影写真一覧 観測は望遠鏡で20倍以上に拡大して見るのがおすすめです。月全体が見えるくらいの倍率でも、「X」のような形が見えてきます。 一般的な望遠レンズでも、デジタルカメラのライブビュー機能などで画像を拡大すると、見えるかもしれません。時間をかけて観察していくと、次第にXの形が不明瞭になっていく様子もわかります。 地形は変化しないにもかかわらず、月の「X」は最近まで注目されませんでした。チャップマン氏や山田さんの知的な好奇心が「月面X」を世界に広めたのです。 他にも「月面LOVE」や「月面ス」など、話題にのぼる月の地形があります。月面Xの今後の予報は、山田さんが自身のX(ツイッター)やウェブサイトで公開している他、岡山県倉敷市の倉敷科学センターでもWEBサイトで公開しています。 山田さんは「日常の生活からちょっと離れて、天体を楽しみ、癒やされる時間をずっと持ち続けてほしい」と語ります。 かつての人たちが満月の模様をウサギに見立てたように、望遠鏡によって新たに「発見」された月の模様を探してみてはいかがでしょうか。【手塚耕一郎】【前の記事】細い月のある風景 夕暮れと朝焼けの空に浮かぶ関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>