今野智博元衆院議員に有罪判決 被害金回収で「弁護士の名義貸した」

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2026年6月18日 15時38分黒田早織東京地裁と東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区 詐欺被害金を回収する名目で、弁護士資格がない事務員に名義を貸して法律事務をさせたとして弁護士法違反(非弁提携)の罪に問われた元衆院議員で弁護士の今野智博被告(50)の判決が18日、東京地裁であった。大川隆男裁判長は懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。 判決によると被告は2023~24年、弁護士である自身の名義を事務員らに貸し、特殊詐欺などの被害者5人の被害金回収に関する法律事務をさせた。 埼玉県内で法律事務所を開いていた被告は23年、広告などを扱う業者から詐欺被害金の回収を持ちかけられ、東京都心に事務所を新設した。業者側が採用した事務員らが電話で被害の申告を聞き、金融機関への口座凍結の依頼などをした。業者側は着手金の一部を報酬として得ていた。 裁判で被告は「法律事務を行わせておらず、名義も使わせていない」と無罪を主張したが、判決は、事務員らが被告の名義を使うことを「被告は容認していた」と判断。「非弁行為をする者を利しており、強い非難に値する」としつつ、広告業者側に利用された面もあると述べ、執行猶予とした。 検察側は公判で「被告らが受任した事案の着手金などは4億9千万円に達したが、回収できた被害金は少額にすぎない」と主張していた。判決はこれらの金額については言及しなかった。 被告は12年の衆院選で埼玉11区から自民党公認で立候補し、比例復活で初当選。14年の衆院選でも比例復活で当選したが、17年の衆院選は無所属で立候補して落選した。 この事件では、広告業者側の3人も今野被告と共謀したとして弁護士法違反の罪で起訴され、有罪判決が確定している。この記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケア関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月18日 (木)遊覧船沈没、社長に禁錮5年ホルムズ海峡の通航回復へ「テレビ離れ」が急加速6月17日 (水)日銀 政策金利1.0%に引き上げアイス価格 不当に引き上げか日経平均、一時7万円台6月16日 (火)米国とイラン 戦闘終結へW杯初戦 オランダと引き分け刑事手続き 被害者関与拡充へ6月15日 (月)落雷の4割、5時間に集中初の「女子大理工学部」人気飲酒、少量でもがんリスクトップニューストップページへウォーシュFRB議長、めざすはあの「巨匠」? 会見から見えた針路7:27オランダでの晩餐会、両陛下の隣には女性皇太子 欧州は女王の時代へ10:15羽田のブリティッシュ・エアウェイズ 機内でiPhoneが発火15:315月新築マンション、東京23区は1億6286万円で過去2番目16:00米国的価値観に逆行する「国旗毀損罪」 日本の権威主義国家化促進か14:00万引きした客を恐喝容疑 逮捕されたコンビニ店長が迫った「二択」14:00