AIの「目」が人を助ける 広がる顔認識カメラ捜査と市民に残る不安

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朝日新聞連載AIと警察 イギリスと日本の現場から記事現場から2026年6月15日 8時00分有料記事真田嶺【動画】英ウェールズ南部のブリジェンドに本部を置くサウスウェールズ警察が進めるAI(人工知能)を使った顔認識システム=真田嶺撮影Aストーリーズ「AIと警察 イギリスと日本の現場から」(1) 記者が取材に訪れた3月下旬、ある事故が起きた。 町の中心部にある橋から約4メートル下の川辺に、中年の女性が倒れていた。転落したのだろうか。意識はあるが動けない様子だった。 身元がわからない。地元警察の署員がスマートフォンを取り出し、見た目から推察される性別や年齢などを入力。橋の上から女性の顔を撮影してシステムに送った。 わずか1~2分後、システム内で一致した女性の画像が、氏名や年齢、過去の医療情報などとともに送り返されてきた。救急隊とも共有した。サウスウェールズ警察が導入しているライブ顔認証システムでは、事前に作成しているウォッチリストに含まれていない人が映ると、「Unknown Face(不明の顔)」と表示される。対象でなければ、顔などのデータの保存はされないという=同警察提供 ロンドンから鉄道で西に約240キロ。ウェールズ南部のブリジェンドは、16世紀から商業地として発展してきた。歴史あるこの街に本部を置くサウスウェールズ警察は、イギリス(英国)の中でもAI(人工知能)を使った顔認識の分野で先進的な取り組みを進めてきた。 女性の救助で使ったのは「OIFR」と呼ばれるスマホ用の顔認識アプリだった。OIFRは一定の訓練を受けた警察官のみが使える警察独自のアプリだ。 これは顔認識技術の一端にすぎない。英国の警察が期待するのは、容疑者らを見つけ出す捜査への応用だ。 同じ3月下旬、記者はロンドンのリバプールストリート駅にいた。ロンドンのリバプールストリート駅で実証実験されていたライブ顔認識カメラ。警察官が関係者や市民らと会話していた=2026年3月26日午後5時28分、真田嶺撮影Aストーリーズ AIと警察 イギリスと日本の現場からAIは捜査にも使われ始めている一方で、個人情報を保護する面から懸念の声が上がっています。AIと警察の距離感があるべき姿について、日本と先進地イギリスの現場から考えます。 コーヒーを片手に改札へ急ぐ…この記事を書いた人真田嶺東京社会部|サイバー、ネット、AI専門・関心分野SNS、移民、国際情勢、ポッドキャスト関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月15日 (月)落雷の4割、5時間に集中初の「女子大理工学部」人気飲酒、少量でもがんリスク6月14日 (日)ミュトス級AI利用 緊急停止サッカーW杯のチケットが高騰エアコンの火災、思わぬ原因6月13日 (土)ウリ信組に一部業務停止命令W杯開幕 チケットは億単位も「H3」6号機 打ち上げ成功6月12日 (金)マンション修繕で談合を認定米国とイラン 連日攻撃の応酬ガッツ石松さん死去トップニューストップページへ日本、オランダと2―2で引き分け 後半40分過ぎに追いつく W杯7:12中村敬斗「何も考えられない」絶望からの復活 W杯で値千金ゴール7:59ワールドカップ、終了直前の同点に大歓声 渋谷で「ニッポン」コール7:57NY原油、一時5%超下落 米国とイランが合意とトランプ氏が投稿7:49AIの「目」が人を助ける 広がる顔認識カメラ捜査と市民に残る不安8:00発売日は銀座に大行列、相次ぐ転売 6万円の「超高級時計」が話題7:00