毎日新聞 2026/6/15 09:15(最終更新 6/15 09:15) 1072文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷アニメ映画「火の雨がふる」のチラシ=九州シネマ・アルチ提供 福岡大空襲を題材にしたアニメ映画「火の雨がふる」(1988年製作)のデジタルリマスター版の記念上映会が19日午後2時、福岡市総合図書館(早良区百道浜3)の映像ホールで開かれる。埋もれかけていた名作をよみがえらせた映画配給会社「九州シネマ・アルチ」(同市中央区)代表、吉村秀二さん(71)は「福岡大空襲があった6月19日に平和への願いが込められた作品を見てほしい」と呼び掛けている。 映画は漫画家の手塚治虫さんが設立したアニメ製作会社「虫プロダクション」など3社合同で製作。公開後は学校での平和教育に広く使われ、各地で自主上映会が開かれたが、近年はフィルムやテープの劣化が進み、鑑賞の機会が減っていた。Advertisement 「スタッフと県民が力を合わせた作品を何としても次世代に残したい」。製作スタッフの取材に立ち会った吉村さんは長年、名作を後世に伝えたいと思っていたが、関連企業の解散などで著作権の所在があいまいになり、正式上映が難しい状況が続いていた。しかし、2025年にNHK福岡放送局の記者の協力で著作権管理者が確認され、福岡市総合図書館に保管してあった35ミリプリントから、「九州シネマ・アルチ」が費用を負担し、高画質な「デジタルリマスター版」を完成させた。 物語は、東京大空襲で家族を失い、博多に住むことになった国民学校(当時の小学校)6年の頼子(よりこ)と、博多人形師の息子友次らとの交流をいきいきと描く。戦況の悪化で子どもたちの自由はじわじわと奪われ、ついに中心市街地が焼け野原となった45年の福岡大空襲の日を迎える。九州シネマ・アルチ代表の吉村秀二さん=2026年5月29日午前11時36分、田後真里撮影 脚本は「福岡空襲を記録する会」が体験者の証言などをまとめた「火の雨が降った 6・19福岡大空襲」を基に書かれた。当時、製作スタッフは東京から何度も足を運び、博多の町家や被害の大きかった地区に取材、体験者の声に耳を傾けた。市内でオーディションも開催され、作品には児童ら約20人が声優として参加している。 本作でキャラクター原案を担当した漫画家、長谷川法世(ほうせい)さん(80)=福岡市=は「戦争と平和は交互に歴史をつくる。史料にあたり、戦争を知る人にも作品を見る人にも違和感がないように心掛けた」と振り返った。吉村さんは「博多の風景、人々の博多祇園山笠への思いもていねいに描かれている。年齢に関係なく、深く味わえる作品です」と語る。 日本語字幕付き上映(本編1時間20分)。上映後、福岡大空襲体験者の話を聴く。当日受け付けの一律800円(未就学児は無料)。問い合わせは九州シネマ・アルチ(092・712・5297)。【田後真里】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>