買い物中に知った「無知な私」 始まったオランダ人元抑留者との対話

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朝日新聞記事現場から2026年6月17日 17時00分有料記事ファルケンスワールト=花房吾早子日本・オランダ・インドネシア対話の会元代表のタンゲナ鈴木由香里さん=2026年6月2日午後2時43分、オランダ・ファルケンスワールト、花房吾早子撮影 天皇、皇后両陛下が訪れているオランダと日本の間には、戦争により生じた溝が残る。過去の戦争から学び、未来を考え、両国間の傷を癒やそうと活動を続ける人がいる。 「あなたは日本人?」 1980年代の初め、買い物途中のタンゲナ鈴木由香里さん(75)は、オランダ人の女性から突然声を掛けられた。 当時は日本の大学を卒業後、繊維系商社のオランダ駐在員などをへて、家族と現地に暮らしていた。「そうです」と、にっこり笑い答えると、女性はせきを切ったように話し始めた。 第2次世界大戦中、旧日本軍はオランダ領東インド(現インドネシア)を占領し、オランダ政府によると、捕虜となった軍人は約4万人(うち約1万人死亡)、抑留された民間人は9万人以上(うち約1万4千人死亡)に上るとされる。 女性は旧日本軍の侵攻後、抑留所に強制的に収容され、「ひどい目に遭った」と明かした。「ごめんなさい」と繰り返すも、初めて聞く話で、自身が知らなかったことにショックを受け、他に言葉が出なかった。 女性が話し終わって立ち去ると、ぼうぜんとして、涙が流れた。女性が語り始めた理由は自分を悲しませるためでも、傷つけるためでもない。抑え込んでいた気持ちがこみ上げたのではないか。「(過去の歴史を)知らなければいけない」との責任感がこみ上げた。 旧日本軍による抑留の歴史を…この記事を書いた人花房吾早子ヨーロッパ総局員|EUやNATOなど専門・関心分野戦争、核兵器、ジェンダー、LGBTQ+関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月17日 (水)日銀 政策金利1.0%に引き上げアイス価格 不当に引き上げか日経平均、一時7万円台6月16日 (火)米国とイラン 戦闘終結へW杯初戦 オランダと引き分け刑事手続き 被害者関与拡充へ6月15日 (月)落雷の4割、5時間に集中初の「女子大理工学部」人気飲酒、少量でもがんリスク6月14日 (日)ミュトス級AI利用 緊急停止サッカーW杯のチケットが高騰エアコンの火災、思わぬ原因トップニューストップページへ事故の船にいなかった社長を有罪判断の理由は 26人死亡・行方不明12:55横浜のマンション「データ改ざんで建て替え必要に」 3社に賠償命令14:23有明海にアザラシ、漁師驚き「マジかよ」冷たい海から南下してきたか12:39会社役員を殺害容疑で男逮捕 遺体遺棄方法を助言したとして別の男も16:00億ション、ペアローン「潮目が変わりつつある」金利1%「若者直撃」11:30村上春樹も通ったジャズ喫茶 新宿・DUGが半世紀を超える歴史に幕10:00