塩漬け万博EVバス190台、損失計上へ 「負のレガシー」の今後は

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現場から2026年5月14日 7時00分有料記事高橋俊成 細見るい 大阪・関西万博の会場などで使われていた電気自動車(EV)バス190台について、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は事業に使わないことを決め、14日に発表する決算で、関連する損失を計上する見通しだ。 大阪メトロは、バスの販売元「EVモーターズ・ジャパン」(北九州市、EVMJ)と、売買や整備に関する契約をめぐり対立している。そのうえ、国や自治体との間で補助金の返還に関する協議を控えており、万博の「負のレガシー(遺産)」をめぐる問題は尾を引きそうだ。ナンバープレートが外されて止められているEVバス=2026年5月7日、大阪市城東区、高橋俊成撮影 バスは、大阪メトロが2022~24年度に190台を購入した。EVMJが中国メーカーに委託して製造したもので、150台を万博会場や周辺で、40台を大阪市内を走るオンデマンドバスとして使用していた。 だが、万博会場付近や他の納入先で事故が相次ぎ、EVMJは昨年11月、バス85台のリコールを届け出た。大阪メトロによると、うち35台は万博会場内で使われたものだったという。 そのため、大阪メトロはEVMJと今年1月以降、一部のバスで点検や試験走行を実施。その過程で「重大な不具合や潜在的な欠陥」(大阪メトロ)を確認したという。 そして3月末には、「安全性と長期的な安定性を確保できる方法・体制を確立することは困難」として、すべてのバスを使用しないことを発表。路線バスへの転用や自動運転の実証実験の実施を取りやめ、大半のバスは大阪市城東区の敷地に置かれたままになっている。事故で破損した自動運転のEVバス=2025年4月30日、大阪市此花区契約めぐり対立 補助金返還に向け協議も バスのトラブルは、大阪メトロとEVMJの間で契約をめぐる対立に発展している。 大阪メトロの堀元治常務は4…関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月14日 (木)ニデック 品質面で不適切行為再審見直し法案 今国会提出へフィギュア坂本花織 引退会見5月13日 (水)フジテレビ親会社が初の赤字ポテトチップスの袋を白黒に続き柄欄 男女のみ「是正を」5月12日 (火)「他候補を中傷投稿」を否定皇族数確保策、見解出そろう磐越道事故で2度目の会見5月11日 (月)「改憲が最優先」1%と低く「国宝」の好機生かす松竹米軍の弾薬 備蓄回復に数年かトップニューストップページへトランプ氏と習氏がきょう会談 通商やイラン情勢、台湾問題など議論7:00政府、今夏の電気・ガス代補助の再開検討 中東情勢による値上がりで23:17カゴメのトマトケチャップもパッケージ変更へ インク調達が困難に20:50「稲田の乱」きっかけ世間の注目 自民の再審見直し議論、異例の決着6:00押し入れ監禁事件、少女が救急搬送されるまでに何が 学校、児相は23:45森保監督、信念の選手選考 「一番見ている」自信と前回大会の悔い6:00