ドライバー不足に悩む業界、費用下げたい利用者 狭間で起きた事故

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インタビュー2026年5月14日 10時00分有料記事聞き手・松沢拓樹磐越自動車道で事故を起こしたとみられるマイクロバス=2026年5月6日午前8時4分、福島県郡山市、読者提供 福島県郡山市の磐越道で部活の遠征先に向かっていた北越高校(新潟市)の部員を乗せたマイクロバスが事故を起こし、生徒が亡くなった。背景になにがあるのか。中央大学の後藤孝夫教授(交通経済学)に聞いた。 ――事故をどう見ましたか。 事業者側と利用者側にそれぞれ事情があり、ミスマッチから、あってはならない「抜け道」で起きた事故だと思います。 バス事業者側は、働き方改革のため2024年から、運転者の拘束時間の規制が強化されました。稼働時間が減りましたが、業界は慢性的なドライバー不足に直面しています。バス事業は半分以上を人件費が占めており、働き盛りで経験豊富な運転者を確保するには、賃金をあげなくてはなりません。 一方、学校や保護者などの利用者側は、物価が上がり家計が厳しくなる中、教育費にかけるお金、特に部活動にかかる遠征費などの負担をなるべく安く抑えたいという事情があります。 事業者は安全のためには価格を上げざるを得ず、利用者は価格を下げて欲しい。その板挟みの中で、生まれたのが今回のケースでしょう。 ――過去にも大きな事故が起き、対策が強化されてきました。 2016年に長野県軽井沢町で発生したスキーバスの転落事故を教訓に、国は貸し切りバスの安全対策を大幅に強化しました。バス事業者には、運転者の技量や経験を厳格に把握することが義務付けられており、経験が足りなかったり事故を起こしたりした運転者には実技訓練を行うよう求めています。バス事業者による運行管理を厳格化し、一定程度の効果はあったと言われています。 しかし今回は、バス会社を窓…この記事を書いた人松沢拓樹東京社会部専門・関心分野事件・事故、交通、道路、商店街関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月14日 (木)ニデック 品質面で不適切行為再審見直し法案 今国会提出へフィギュア坂本花織 引退会見5月13日 (水)フジテレビ親会社が初の赤字ポテトチップスの袋を白黒に続き柄欄 男女のみ「是正を」5月12日 (火)「他候補を中傷投稿」を否定皇族数確保策、見解出そろう磐越道事故で2度目の会見5月11日 (月)「改憲が最優先」1%と低く「国宝」の好機生かす松竹米軍の弾薬 備蓄回復に数年かトップニューストップページへトランプ氏と習氏がきょう会談 通商やイラン情勢、台湾問題など議論7:00塩漬け万博EVバス、190台の損失計上へ 40億円補助金も問題に7:00観光バスが電柱に衝突、運転手が搬送 乗客なし 東京・江戸川6:56「稲田の乱」きっかけ世間の注目 自民の再審見直し議論、異例の決着6:00押し入れ監禁事件、少女が救急搬送されるまでに何が 学校、児相は23:45児童280人即死の当時を知るプラタナス 自分の心を掘り返し映画に8:00