2026年5月14日 17時00分有料記事相川智 山中由睦「行政指導に入ったという報告は受けている」と定例会見で述べる広島市の松井一実市長=2026年5月13日午後1時36分、市役所、武田肇撮影 広島市は13日、市内の特別養護老人ホームで、入所者46人に対し、適正な手続きをとらずに身体拘束をする虐待や介護放棄があったと明らかにした。入所者のベッドの四方すべてを柵などで囲う「4点柵」などをしていたが、組織として必要な要件の検討などをしていなかった。市は施設側を行政指導し、業務改善計画書を提出させた。 市は「行政処分に満たない事案」として、施設名などを明らかにしていないが、関係者によると、社会福祉法人「広島東福祉会」が運営する特別養護老人ホーム。通報を受けて3月に立ち入り調査し、虐待がわかった。 介護保険法に基づく法令では、身体拘束は行ってはならないと定めている。やむを得ず行う場合は、切迫性と非代替性、一時性の3要件を満たすかを組織的に検討しなければならないとしている。 市によると、この施設では入所者45人に対してベッドから外に出られなくするための4点柵や、車いすから立ち上がれないよう安全ベルトで体を固定する身体拘束をしていた。だが、組織として3要件の確認などをしていなかった。 また、別の入所者1人のベッドをナースコールが押せない場所に置いており、市はこの行為は介護の放棄に当たるとも判断した。 施設側は朝日新聞の4月の取材に対し、「入居者や家族が不安になられるため、お答えしていない」としていた。 介護での事故防止研修を担うコンサルティング会社「安全な介護」(本社・東京)の山田滋社長(66)は「40人にのぼる虐待は多く、極めてずさんな施設運営だ。行政指導だけでは、法人側が問題を軽視して抜本的な改革が期待できない。処分も検討するべきだ」と指摘する。 関係者が明かす施設の実態は… 複数の関係者が朝日新聞の取…この記事を書いた人相川智広島総局|事件・司法担当専門・関心分野政治、地方創生、スポーツ、交通山中由睦広島総局|政治、経済専門・関心分野地方政治、地域医療関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月14日 (木)ニデック 品質面で不適切行為再審見直し法案 今国会提出へフィギュア坂本花織 引退会見5月13日 (水)フジテレビ親会社が初の赤字ポテトチップスの袋を白黒に続き柄欄 男女のみ「是正を」5月12日 (火)「他候補を中傷投稿」を否定皇族数確保策、見解出そろう磐越道事故で2度目の会見5月11日 (月)「改憲が最優先」1%と低く「国宝」の好機生かす松竹米軍の弾薬 備蓄回復に数年かトップニューストップページへ米中首脳「建設的・戦略的な安定関係」構築で一致 台湾問題も議論16:06改憲の焦点、緊急事態条項に各党表明 「反対ありきの常套句」発言も12:40強盗がバールで住人を殴打か、女性1人死亡 1人から事情聴く 栃木16:39北陸新幹線延伸で鉄道局長が日本維新の会に謝罪「不適切発言を撤回」15:00ENEOS関連石油タンカーがホルムズ通過 日本向かう船舶は2例目14:51カゴメがケチャップのパッケージ変更 インク不足でトマトの数減らす16:00