新幹線の2代目ドクターは「二刀流」 黄色いSマークの理由とは

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毎日新聞 2026/5/14 18:00(最終更新 5/14 18:00) 有料記事 1748文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「ドクターS」のロゴマーク=JR東海提供 「新幹線のお医者さん」が帰ってくる。その名も「ドクターS」――。 東海道新幹線に2027年、線路などの設備点検を担う新型車両が導入される。鉄道ファンらに親しまれ、老朽化のため引退した「ドクターイエロー」から、安全で快適な運行を支える役割を受け継ぐ。 名称は先代をほうふつとさせる一方、点検専用ではなく、最新の新幹線車両「N700S」をベースに営業運転と点検走行を両立させた、いわば「二刀流」が特徴だ。 「設計のポイントの一つは、お客さまを乗せる客室に影響が出ないようにすることで、機器のコンパクト化に力を入れました」 こう説明するのは、JR東海技術開発部・電車線技術グループのリーダー、寺田泰隆さん(53)。ドクターSの開発チームを率いた。 寺田さんによると、ドクターイエローは車体下部に点検機器を設置する際、床を12センチほど底上げする必要があった。この影響で、上部のスペースが通常の車両より狭くなり、旅客車両として使えなかった。 レールまでの距離をレーザー光を使って計測し異常を検知するドクターイエローに対し、ドクターSは台車部分のセンサーで車体の傾きなどを検知する方式を採用。機器の小型化、軽量化に成功し、客室のスペースを確保したという。 こうした技術的な進歩によって、旅客を乗せて高速走行しながら、同時にレールの異常をミリ単位の精度で把握できる「営業車検測」を実現し、「二刀流」の新幹線が誕生した。AIも駆使 さらに、寺田さんが「試行錯誤を重ねた」と振り返るのは、パンタグラフ付近に設置する高性能カメラシステムだ。最高時速300キロの走行に耐えながら精密な画像を撮影し、車外に転送する。ドクターイエローにはなかった。 撮影した画像の解析に人工知能(AI)を活用するのも、新たな試み。AIにあらかじめ正常な状態を学習させておき、金具などのわずかな変形や破損も見逃さない。 「私も現場にいた頃は目視で確認していた。雨が降っても関係なく、東京と新大阪の間をひたすら歩いて調べる。新システムで省人化が図られ、点検の精度も向上する」と、寺田さんは期待を寄せる。 ドクターSは東京―新大阪駅間の1往復で約40万個の金具を点検できるという。 同様のカメラシステムは先頭車両の運転台にも搭載し、鳥の巣や飛来物など、線路上の障害物の有無をAIが自動判定する。ブランドを背負い 「新幹線電気軌道総合試験車」の正式名称を持つドクターイエローは、旅客を乗せない点検専用の車両だった。特徴的な黄色い車体と「新幹線のお医者さん」のイメージから、愛称が定着した。 ではドクターSの「S」とは何か。…この記事は有料記事です。残り660文字(全文1748文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>