取り調べで怒声、識者がみた「感覚のずれ」 検事にいま問われるもの

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インタビュー2026年7月2日 6時00分有料記事聞き手・福冨旅史取り調べの録音・録画映像の一場面。右下が堀木博司検事(画像の一部を加工しています) 東京地検特捜部が逮捕した会社社長の取り調べを担当した堀木博司検事(57)=現大阪高検=について、東京地裁が特別公務員暴行陵虐罪で審判に付す決定を出しました。今後、刑事裁判で取り調べの違法性が審理されます。なぜ不適正な取り調べはなくならないのでしょうか。録音・録画制度の必要性を訴えてきた後藤昭・青山学院大名誉教授(刑事訴訟法)に聞きました。 ――決定によると、堀木検事は黙秘する社長に「黙秘を人のせいにするな」などと怒声を上げたとされます。 裁判所の新しい系譜が見えた重要な決定です。裁判所が(捜査機関の)取り調べの方法について厳しく見るようになっている気がします。黙秘する相手への取り調べのやり方を考え直せという示唆でもあります。検察実務に影響があるでしょう。 ――なぜこうした取り調べが起きるのでしょうか。 検察官は権力を持っています。容疑者の起訴、不起訴を決めます。そんな上下関係にある相手を取り調べる際、第三者が見ていない状況では権力のコントロールが効かなくなる。検察官は自分たちの言葉遣いがそんなに悪いものだと思っていないんでしょう。世の中と検察官たちの感覚がずれています。 ――世の中と検察の感覚のずれはどうして生じるのでしょうか。 検察はこれまで外部からチェ…この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人福冨旅史東京社会部|司法担当専門・関心分野事件、調査報道、平和関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月2日 (木)全国の路線価、2.9%上昇日銀短観、予想上回る改善富士山の登山シーズン始まる7月1日 (水)ブラジル戦から見えた差皇室典範改正案を閣議決定1ドル162円の深層6月30日 (火)愛子さま皇位継承「あり得ぬ」中国、対日禁輸を拡大ブタの腎臓をヒトに移植6月29日 (月)美輪明宏さん91歳で死去ひょうの被害が急増中ダニ予防、夏場までが肝心トップニューストップページへ森保監督に続投要請へ サッカー日本代表、契約期間は1年で打診か20:20独自ホルムズ通航、オマーンも「金銭徴収を提案」か 米イランは間接協議21:17米、カナダ・メキシコとの貿易協定の16年延長見送り 毎年見直しへ6:00米国在住からだまし取った金を日本でマネロン容疑 中国人らを逮捕5:00皇室典範「最優先」の衆院議長の仲介 招いた維新の警戒、覚書を要求5:00上司からの性暴力、でも退職したのは私 「なぜ」処分後も続いた苦悩6:00