Windows 11ユーザーを数か月にわたり悩ませていた「ストレージが突然数十GB消える」問題について、Microsoftが正式に原因を認め、修正を開始しました。問題が発生していたのは、Windows 11の標準機能であるCapability Access Managerで、特定のデータベースファイルが異常に肥大化し、70GB近い容量を食いつぶすケースも報告されていました。Capability Access Managerは、Windows 10/11に標準搭載されている、アプリの権限管理コンポーネントです問題の発端:70GBを消費する謎のサービスこの問題を最初に報告したのは、Microsoft公式フォーラムのユーザーDonald Gibson氏です。同氏の環境ではCapabilityAccessManager.db-walというファイルが巨大化し、約70GBもの追加使用量を記録していました。Checking Storage in Settings (Windows 11) shows I have 83GB of Installed apps and 111GB of System and Reserved. Most people report System and Reserve should represent ~40GB. What is the extra 70GB?Windows 11の「設定>ストレージ」を確認すると、インストール済みアプリが83GB、System and Reserved(システムと予約済み)が111GBになっています。一般的にはSystem and Reservedは40GB前後と言われています。では、この“余分な70GB”は何なのでしょうか?Turns out it is a single file , a database for Capability Access Manager. Online commentors say it is supposed to store data for a month and then delete it. My file (and others on the internet) just keeps growing and today this single file is 66.5GB. My 221GB hard drive is full and my system is completely constipated.どうやら原因は1つのファイルでした。Capability Access Manager用のデータベースです。ネット上のコメントによると、このファイルは本来“1か月分のデータを保存し、その後削除される”仕様だそうです。しかし、私の環境(そしてネット上の他のユーザーも同様)では、このファイルが延々と肥大化し続けています。今日の時点で、この1つのファイルだけで66.5GBになっていました。その結果、221GBのSSDがいっぱいになり、システムが完全に詰まってしまいました。サポートも原因を把握できていない状態で、同様の報告が次々と寄せられ、スレッドは80件以上の賛同を集める事態になりました。Microsoftが原因を特定し、KB5095093で修正Microsoftはこの問題をプレビューアップデートKB5095093で修正しています。KB5095093のリリースノートには後から以下の変更点が追加されています。[Storage] CapabilityAccessManager.db-wal のディスク使用量を改善(通常ロールアウト)[File Explorer] ディスクイメージのマウント時のレスポンス改善(段階的ロールアウト)問題となっていた「容量爆食い問題」ははこの更新を適用することで解消される見込みです。まとめ今回のストレージ問題は、Windows 11標準機能の挙動が原因だったことが公式に確認され、修正が始まりました。特に大容量のストレージを持たないPCでは深刻な影響が出ていたため、該当するユーザーはKB5095093の適用が必須と言える状況です。アップデート後は、容量の異常消費が改善され、ファイルエクスプローラーのの操作感も向上するはずです。[via Neowin]