中等症以上のアトピー性皮膚炎、8割が職場で不安 製薬会社調査

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2026年6月30日 11時00分藤谷和広「アトピー性皮膚炎患者と就労」白書発表会で登壇する藤田医科大の矢上晶子教授=2026年6月18日、東京都千代田区、サノフィ提供 中等症以上のアトピー性皮膚炎患者の8割が、職場で不安を感じている――。そんな調査結果を、製薬大手サノフィが18日、公表した。専門家は「社会として見過ごしてはいけない」として、安心して働ける環境づくりが必要だと指摘する。 調査はインターネットで実施。20~50代で就労している中等症以上のアトピー性皮膚炎患者400人が回答した。 就職活動時、症状があったと答えた人は7割を占め、そのうち半数近くが、就活に影響があったと感じていた。具体的には「肌の状態など見た目の印象」が最も多く54.9%、「面接などで自信が持てなかった」「身だしなみに時間がかかった/困難があった」がそれぞれ48.1%で続いた。「仕事に影響が出た」は6割 また、全体で6割の人が仕事に影響が出た経験があると答えた。最も多かったのは「(かゆみによる睡眠不足などで)集中力が落ちた」で65.1%。次いで、「仕事の効率が落ちた/一つの業務を遂行するのに時間がかかるようになった」(43.3%)が多かった。 全体で1割の人が、アトピー性皮膚炎が理由で1カ月以上休職したり、退職や転職を経験したりしていた。「職場で症状について不安を感じることがある」「仕事のストレスで悪化したことがある」と答えた人はそれぞれ8割以上にのぼる。 一方、アトピー性皮膚炎の患者をパートナーに持つ100人を含む一般の就労者400人に聞いたところ、患者が職場で不安を感じている可能性があると回答した人は半数以下にとどまった。調査結果をまとめた「アトピー性皮膚炎患者と就労」白書では、「周囲には症状による負担が十分に認識されていない可能性がある」としている。 藤田医科大の矢上晶子教授は「中等症以上のアトピー性皮膚炎は3日に1回、重症だと2日に1回悪化する」と説明。「患者さんは明日どうなるかわからないなかで、見た目を気にしながら、社会に出ている。困っているということを言えるように、周囲が受け入れ、支えていく必要がある」と話した。この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人藤谷和広くらし科学医療部|医療、災害専門・関心分野民主主義関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月30日 (火)愛子さま皇位継承「あり得ぬ」中国、対日禁輸を拡大ブタの腎臓をヒトに移植6月29日 (月)美輪明宏さん91歳で死去ひょうの被害が急増中ダニ予防、夏場までが肝心6月28日 (日)米軍、イランの拠点など攻撃列車とクマ衝突 過去最多夏の弁当、食中毒から守れ6月27日 (土)日本代表、次戦はブラジル養子の子 男子は皇位継承資格タクシー、軽自動車もOKトップニューストップページへブラジルを本気にさせた日本 4年後は「優勝目指せる立場」の先へ8:44奪われたボールが決勝点に 号泣の田中碧、取材エリアを無言で通過8:59皇室典範改正案の閣議決定に向け、麻生氏と藤田氏が最終調整へ10:54吐露した「私はケイコ」ペルー大統領へ 受け入れた「フジモリ」の名6:36「隠れ脳梗塞」も見つかった 46歳、吐き気こらえクマが出る病院へ8:00「夜の踊り子ミーム」人生激変の少年 サカナクション再ヒットの裏で6:50