毎日新聞 2026/6/30 15:58(最終更新 6/30 15:58) 1138文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷京都大医学部付属病院=京都市左京区で2020年9月11日、菅沼舞撮影 京都大医学部付属病院(京都市左京区)が、肥満症に対して高度で包括的な医療を提供するセンターを7月1日に設立する。関係する五つの診療科の医師や管理栄養士ら多職種が連携し、生活習慣改善から治療まで一体的に提供する。近年は肥満症治療薬の不適切使用が問題となっており、正しい知識の普及啓発と社会の理解促進にも取り組む。肥満症、対策急務に 肥満症は糖尿病、高血圧症、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群など多くの健康障害を引き起こす慢性疾患で、心血管疾患や一部の悪性腫瘍の発症リスクも高める。国内では高度肥満症の患者が増加。健康寿命の短縮や医療費増大の要因として対策が急務となっている。Advertisement 治療については食欲抑制や体重減少の作用がある「インクレチン受容体作動薬」などの薬物療法で大幅に進歩。胃の容量を減らすことで体重減少を促し、糖尿病などの代謝異常を改善する「減量・代謝改善手術」の有効性も確立されている。 だが、これらを安全かつ効果的に実施するには高度な専門知識と厳格な管理体制、多様な継続的支援が不可欠だ。京都府内には内科治療から外科治療まで一貫して提供できる施設がなく、地域の医療機関にとっても紹介先が限られていた。術後の長期フォローまで 一方、京大病院はインクレチン関連の研究分野で1970年代から世界をリードし、国立大学病院では数少ない「栄養」を冠した診療科である「糖尿病・内分泌・栄養内科」と「疾患栄養治療部」を基盤に包括的なチーム医療を実践してきたと、双方のトップで副病院長の矢部大介教授は話す。 さらに「肥満症診療のプラットフォーム」として強化するべく今回設立するのが「肥満症治療センター」だ。糖尿病・内分泌・栄養内科を中心に、消化管外科、麻酔科、精神科神経科、リハビリテーション科と、看護部、薬剤部、疾患栄養治療部が連携。食事・運動・認知行動・薬物の各療法を組み合わせた内科的治療を提供し、必要に応じて減量・代謝改善手術も実施して、術後の長期フォローアップまで一貫した診療を担う。 5診療科の医師の他、管理栄養士、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床心理士などが連携し、精神・行動面も含めて包括的に支援する。臨床研究や治験も積極的に推進し、新たな治療法の開発にも貢献。患者の集約化により、国内外の共同研究や医師主導臨床試験への参画を進め、肥満症診療の発展に寄与したいという。 矢部教授は「食事・運動療法から薬物療法、さらに外科治療まで切れ目なく提供する肥満症診療体制は府内初となる」と話す。 完全予約制で、かかりつけ医からの紹介状が必要。まずは糖尿病・内分泌・栄養内科の外来で受診する。減量・代謝改善手術を希望する場合は消化管外科外来での受診も可能。【太田裕之】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>