2026年7月2日 10時52分黒田早織東京地裁と東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区 詐欺罪などで東京地検特捜部に起訴された太陽光発電関連会社の社長が、逮捕後の取り調べで侮辱されて精神的苦痛を受けたとして国(検察)に賠償を求めた訴訟で、東京地裁(大須賀寛之裁判長)は2日、取り調べの映像を証拠として採用すると決めた。映像は8月10日の次回期日で、法廷で再生される見通し。 この映像は、2021年に逮捕された生田尚之社長(52)に対する堀木博司検事(57)=現大阪高検=の取り調べを録音・録画したもの。堀木検事が「検察庁を敵視するってことは反社(反社会的勢力)や」と言ったり、「黙秘を人のせいにするな」と怒鳴ったりする様子などが記録されている。生田社長は東京地裁で懲役11年の判決を受け、控訴している。 社長側は訴訟で、取り調べの違法性を証明するためとして映像を国側に提出させ、法廷で再生するよう地裁に求めていた。地裁は2日に再生を決定した。次回は取り調べの58場面が1時間超にわたり再生される。 取り調べの映像が法廷などで公開されることは珍しい。社長の代理人の河津博史弁護士は「国は裁判で、この取り調べは『社会的に相当』だと主張している。本当にそうなのか、注目してほしい」と話す。 この取り調べをめぐって東京地裁は6月24日、堀木検事を特別公務員暴行陵虐罪で審判に付す決定を出した。決定は起訴と同じ効力があり、堀木検事は自らの取り調べを理由に刑事裁判で裁かれることになる。この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケア関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月2日 (木)全国の路線価、2.9%上昇日銀短観、予想上回る改善富士山の登山シーズン始まる7月1日 (水)ブラジル戦から見えた差皇室典範改正案を閣議決定1ドル162円の深層6月30日 (火)愛子さま皇位継承「あり得ぬ」中国、対日禁輸を拡大ブタの腎臓をヒトに移植6月29日 (月)美輪明宏さん91歳で死去ひょうの被害が急増中ダニ予防、夏場までが肝心トップニューストップページへロシア内外で相次ぐ「反逆者」の暗殺や不審死 なにが起きているのか9:00森保監督に続投要請へ サッカー日本代表、契約期間は1年で打診か20:20独自授業中に消えた10歳男児、滝で見つかり死亡 特別支援学校長が謝罪22:30「検察庁を敵視するってことは反社」 取り調べ映像、法廷で上映へ10:52ウィキペディア新CEOが打ち出す改革 AIの「ただ乗り」に対抗策6:00皇室典範「最優先」の衆院議長の仲介 招いた維新の警戒、覚書を要求5:00