テラ・クライシスインタビュー図解あり 八田浩輔毎日新聞 2026/6/30 06:01(最終更新 6/30 06:01) 有料記事 2470文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷国際海底機構(ISA)のレティシア・カルバーリョ事務局長=ISA提供 重要鉱物をめぐる国家間の競争が深海底にまで及んでいる。 日本も加わる国連海洋法条約は、公海の海底とそこに眠る鉱物資源を「人類共同の財産」と位置づけ、国際海底機構(ISA、本部ジャマイカ)に管理を委ねる。 採掘ルールの国際交渉は難航し、条約を批准していない米トランプ政権は、多国間の枠組みを離れて商業採掘へ突き進もうとしている。 「地球最後のフロンティア」をめぐる国際ガバナンスに何が起きているのか。ISAのレティシア・カルバーリョ事務局長が、毎日新聞の書面インタビューに応じた。【聞き手・八田浩輔】 海底の鉱物資源に世界的な関心が高まっています。各国の動きや思惑を追います 第1回・採掘「立ち止まる」判断 第2回・米国の抜け駆けに切迫感 第3回・中国の触手に島国は=7月1日午前6時公開予定マイニングコードは「最優先課題」 ――ISAでは海底鉱物資源の採掘をめぐる規則(マイニングコード)の交渉が長年続いています。いつまでに合意が必要でしょうか。最大の争点と、合意が遅れた場合のリスクは? ◆マイニングコードの策定はISAの最優先課題です。2026年3月に開催されたISA理事会では、「原則に基づく現実主義」を求める呼びかけが、共通の目標に向けた原動力となりました。堅固で均衡がとれた実現可能な枠組みづくりに向けた加盟国の決意を反映したものです。 32の未解決事項のうち29項目を審議し、(深海底の鉱物開発で得られる利益配分を調整する)均衡化メカニズムの導入など一部で原則合意に至りました。理事会は7月13日から2週間の会期で再開される予定です。 マイニングコードは、深海底における将来のあらゆる商業活動の前提条件です。生態系破壊、不公正、(国際社会の課題の細分化により法規範に矛盾などが生じる)「国際法の断片化」に対するセーフガードです。 これまでの進展は、加盟国が合意に近づきつつあることを示唆しています。採択の時期はあくまで加盟国が決定するものであり、事務局として具体的な時期を示すことはできません。ルールは好き嫌いの問題ではない ――国連海洋法条約を批准せず、ISAに参加していない米国が、民間企業に公海での商業採掘を承認する手続きを進めています。国際海洋ガバナンスへの影響は? ◆国連海洋法条約およびISAの枠組みの外で、深海底の資源を開発しようとするいかなる一方的な行動も、拘束力ある国際的な義務に違反するリスクを伴います。こうした懸念が浮上した際、理事会でISAの排他的な権限と(海底鉱物資源をめぐる)「人類共同の財産」の原則を改…この記事は有料記事です。残り1397文字(全文2470文字)【前の記事】トランプ氏が手を出す「人類共同の財産」 揺れる海底鉱物ルール関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>