帰れないひとびと ミャンマー国境から:目の前で吹き飛んだ義弟、捕まれば「人間の盾」 苦難続く逃避行

Wait 5 sec.

帰れないひとびと ミャンマー国境から現場ルポ 小泉大士毎日新聞 2026/6/30 05:01(最終更新 6/30 05:01) 有料記事 2199文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷マラリアに感染して母親に抱かれるドウマニックちゃん=ミャンマー・カヤー州で2026年6月8日、久保玲撮影 昨年7月下旬、避難の途中で村に戻った時だった。 カヤー(カレンニー)州境に近いシャン州のポコン村。ジャラマヌーさん(39)が義弟とともに食料などを取りに自宅へ向かっていると、最初の砲弾が村の外れに落ちた。義弟と顔を見合わせた直後、2発目がすぐそばに着弾した。 目の前にいた義弟は腹部に傷を負い、その場で亡くなった。ジャラマヌーさんも爆風で髪を焼かれ、腕を負傷した。とっさにバイクの陰に伏せたことで命は助かった。 だが、しばらく自分が生きている実感を持てなかった。逃げる道中、母に何度も尋ねたという。「僕が見える? 僕に触れる? 僕はまだ生きている?」 ミャンマーでは2021年のクーデター後、国軍側と民主派の抵抗勢力、少数民族武装勢力などとの戦闘が広がり、内戦状態が続いています。戦闘や弾圧を逃れて国境を越えた人たちは、その後をどう生きているのか。タイ国境の町メソトとその周辺で、故郷を離れた後も続く人々の時間を追いました。連載「帰れないひとびと ミャンマー国境から」の最終回です。捕まれば「人間の盾」に 村を離れた人々は、雨期の山道を逃げた。大雨で道はぬかるみ、沢や川は増水した。川を渡るボートが出せず、途中の村で足止めされたこともあった。昼間は国軍に見つからないようジャングルに潜み、夜になると進んだ。高齢者や子ども、妊婦もいた。歩けない人は若者が担いだ。現在の避難地に着くまで、28日かかった。 カヤー州の山あいに、住民らが「ロメオ…この記事は有料記事です。残り1579文字(全文2199文字)【前の記事】川の向こうはタイ、でも渡っても… 安寧なき「宙づり」の暮らし関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>