パワハラ被害者がDV加害者に…連鎖する暴力 加害止めるカギは

Wait 5 sec.

毎日新聞 2026/7/2 14:00(最終更新 7/2 14:00) 有料記事 3314文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷GADHAの運営に携わり、匿名で元DV加害者としての経験を振り返った男性たち=東京都港区で2026年6月22日午後3時27分、山本萌撮影 ドメスティックバイオレンス(DV)やハラスメントがなくならない。 なぜ加害行為は繰り返されるのか。 加害者や被害者、支援者、研究者らが一堂に会し、暴力が起きる原因や再発防止策を考える催しが6月22日、東京都内で開催された。 テーマは「職場と家庭の悪循環を止める」。 職場のハラスメント被害者が、家ではDV加害者になる――。そんな悪循環が起きているというのだ。 DVやハラスメント被害への社会の理解は広がりつつあるが、加害者の再発防止の取り組みは進んでいない。 どうすれば加害の連鎖を止められるのか。  <主な内容> ・職場のパワハラ被害者がDVを ・加害者の再発防止策「手つかず」 ・加害行為が快感に「相手を変えたい」 ・臨床心理士「加害には依存性も」 ・「処罰、排除だけでは変わらない」関連記事があります。凶悪な事件とも「地続き」…モラハラの暴力性に気づくには自らの加害性に向き合う 「20年くらい前から、DV加害の認識があって苦しんでいました。一方で、職場では灰皿を投げつけられるといった猛烈なパワハラを受けていました」 都内で開かれた「ハラスメント・DV加害者変容カンファレンス」でこう語ったのは、まるさん(仮名)という当事者の男性だ。 DVやモラハラの加害者が学び変わっていくための当事者団体「GADHA(ガドハ)」を運営する変容資源研究所(中川瑛所長)が主催したもので、計約350人が参加した。 まるさんはガドハの運営スタッフでもある。 「ガドハの変容プログラムは自分が何者なのかを知るための助けとなるものでした」 プログラムに参加するうちに自らの加害性と向き合い、妻や子どもに向けていた怒りに対処できるようになってきたという。 離婚を機にガドハに参加することになったというカシハラさん(仮名)もマイクを握った。 「すごく大切にしていると思っていた妻のことを深く傷つけてしまっていたということに気がついたとき、僕自身が傷つきました」加害の再発防止進まず 内閣府男女共同参画局によると、DVの被害相談は年々増加傾向にある。2024年度に全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談件数は12万7796件に上った。 しかし、24年3月に公表された23年度配偶者暴力加害者プログラムの普及に関する調査によると、9割以上の自治体でDV関連の各種計画にDV加害者に関する事業・取り組みなどの記載がある一方で、加害者プログラムを「現在行っている」「行っていたが現在は行っていない」と回答した自治体はわずか9%だった。 ハラスメントも同様で、23年度は都道府県労働局に6万件超の相談があったにもかかわらず、加害者への再発防止策は企業任せだ。 中川さんは「被害者保護の対策や相談窓口の整備は徐々に進んではいるものの、加害行為の再発防止の対策はほとんど手つかずです。職場でハラスメントされた人が家庭でDVに走ることもあれば、職場の加害者が家庭でも加害者になるケースもあります。職場と家庭で暴力が連鎖するのです」と指摘する。加害行為で「快感や充足感」 そもそも、DVやハラスメントはなぜ引き起こされるのだろうか。 まるさんとカシハラさんは、ガドハに参加する加害者について「みんな驚くほど似ている」と口をそろえる。 性格や性別、年齢が全く違っても、加害者には共通する特徴があるのだという。 それは、優劣や上下関係を強く意識している▽正義…この記事は有料記事です。残り1899文字(全文3314文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>