盗撮未遂事件、法定刑にないのに「科料」が確定 最高裁が違法と判断

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2026年7月10日 17時21分米田優人最高裁判所=東京都千代田区 最高裁第二小法廷(高須順一裁判長)は10日の判決で、盗撮未遂事件を起こした男性に対する科料40万円の略式命令は、本来は言い渡せないもので「違法だった」と判断した。略式命令の執行手続きを担う検察当局が、今後の対応を検討するとみられる。 男性は2024年、駅のエスカレーターで盗撮しようとしたという性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の罪に問われ、25年8月に略式起訴された。所沢簡裁は「科料40万円」の略式命令を出し、確定した。 しかし、この罪の法定刑は懲役(現在は拘禁刑)か罰金のみで、科料はない。また、科料は刑法で「千円以上1万円未満」に限られる。畝本直美・検事総長は25年12月、確定判決などの誤りを正す「非常上告」の手続きを取った。 第二小法廷は判決で、男性が法定刑にない科料とされたのは「法令違反が明らか」と指摘し、略式命令を破棄した。 刑事訴訟法は非常上告の際、誤って本来よりも重い判決が確定していた場合はこの判決を破棄し、改めて判決を言い渡すと定める。 第二小法廷は今回の場合、男性の行為を踏まえれば「罰金40万円」が妥当としつつ、罰金よりも科料の方が軽い刑とされることから、より重い刑である罰金を言い渡すべきではないと判断した。 判決を受け、最高検は「判決内容を精査して適切に対応したい」とコメントした。この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人米田優人東京社会部|最高裁専門・関心分野司法、刑事政策、消費者問題関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月10日 (金)長期金利、一時2.9%に上昇ガザ停戦後の死者1000人超ジャンプ発売前に付録転売7月9日 (木)大谷翔平 メジャー通算300号情報教育の授業、大幅拡充へノルディック複合、五輪除外7月8日 (水)静岡県知事がリニア着工容認海外で臓器移植あっせんか「ポケモン空港」が開港7月7日 (火)米選手の出場停止、1年猶予にはやぶさ2、小惑星観測に成功サイバー攻撃か、高校生逮捕トップニューストップページへ有罪揺るがす証拠、5人の検察官が把握も開示せず 福井事件で報告書15:46独自皇室典範が衆院通過、成立へ 中道「苦渋だが賛成」、立憲は反対方針13:37改正個人情報保護法が成立 病歴や信条も…本人の同意なく提供可能に10:40歴史的株高の陰で相次ぐインサイダー取引 日常にひそむ落とし穴とは17:00関西の名物番組「ありがとう浜村淳です」放送終了へ MBSラジオ17:00波乱の秋田大会、有力校相次ぎ初戦敗退 金足農、明桜、秋田商、鹿角15:00