原発巡り感じた矛盾 現実に根ざしたエネルギー政策の議論を

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毎日新聞 2026/7/12 05:00(最終更新 7/12 05:00) 有料記事 1981文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷東京電力柏崎刈羽原発6号機の中央制御室で制御棒引き抜きボタンを押し、指さし確認する運転員たち=代表撮影 原発の再稼働を巡って、世論は賛否の分かれた状態が続いています。 2025年度に資源エネルギー庁と電力、ガス、石油業界を担当した中島昭浩記者は、取材の中で反原発を巡る矛盾を感じました。 脱炭素を志向する日本では、東京電力福島第1原発事故の教訓を基に安全性を確認した上で、原発を活用せざるを得ないのではないか――。 賛否でなく原発の「再稼働」の意味を考え、現実に根ざしたエネルギー政策を議論する必要があると説きます。賛否割れる原発再稼働中島昭浩(経済部) 断っておくが、私は元々、賛否のどちらの側にもくみしない。担当を終えても考えは変わらなかった。 25年度の最大の関心事は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働だった。その取材をする中で、ある電力大手の幹部は言った。 「原発の稼働、再稼働は問題ではない」 原発は稼働していなくても、仮に過酷事故が起きて核燃料が露出すれば放射性物質は飛散する。原発が動いているかは問題でなく、原発があること自体がリスクになるという主張だ。 放射性物質が飛散する点は同じだが、被害規模は原発稼働中と停止中で違うため、リスクは同等とは言えない。 それでも「停止中は1円の利益も1ワット時の電気も生み出さず、維持や安全対策工事で費用がかかるばかりだ」という気持ちは痛いほど理解できた。成長の持続に必要なものは 電力会社にとっての再稼働は「必要な電力を供給すること」だ。 再稼働反対派は、使用済み核燃料の最終処分場や再処理工場は未完成で、核燃料サイクルが破綻していると訴える。 正論だ。原発は廃炉費用まで含めれば割高で、太陽光発電より価格優位性が低いとも指摘する。 国会周辺では「フクシマを繰り返すな」と声を上げる。核兵器廃絶を訴えるように「潜在的核抑止力」を持ち出す人もいた。 反対派にとって被ばくリスクのある原発や再稼働は「必要ないもの」だった。 双方の主張にはそれぞれ正しさがあると感じた。 では、日本のエネルギー政策の課題は何か。日本が成長を続けるには何が必要なのか。私は記者の本分をより強く意識し、現実を見て考えを巡らせた。 足元の課題は、…この記事は有料記事です。残り1099文字(全文1981文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>