裁判Plus 司法のリアル毎日新聞 2026/7/8 07:00(最終更新 7/8 07:00) 有料記事 2310文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷滋賀県長浜市の地域おこし協力隊員としての活動を振り返る有本智美さん=兵庫県内で2026年4月28日午後3時1分、斉藤朋恵撮影 自然豊かな地方都市で人生を再スタートさせる。そんな想像を膨らませたことはないだろうか。 40代を前にして憧れの地に移住を決めた女性もそうだった。 思い描いていたのは実践で学びながら地域の活性化と発展に貢献する未来。 しかし、現実は想像通りにはいかなかった。 <主な内容> ・大河ドラマの舞台へ ・地域住民と交流も…… ・壊れていった心と体 ・ついには法廷闘争に「観音の里」寺院巡りで愛着 塾講師を経て九州の大学で生化学を専攻していた有本智美さん(47)は8年前、人生の展望に悩んでいた。 土壌の微生物の役割や植物の生態に興味があって大学に進んだが、実践の場で農業に関わりたいという気持ちが募っていた。 そんなある日のこと。インターネットで見つけた求人情報に目が留まった。 地域おこし協力隊員になりませんか――。滋賀県長浜市の呼び掛けだった。 長浜市は人口約11万人で、琵琶湖北に位置する。 近畿と北陸を結ぶ要衝で戦国時代には羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が長浜城を築き、城下町を開いた。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の舞台の一つになっている。 霊峰に囲まれ、観音菩薩(ぼさつ)像が多く残されていることでも知られる。地域住民によって仏像が守り継がれてきたことから「観音の里」と呼ばれている。 観音像が好きな有本さんは寺院巡りで何度も長浜市を訪れていた。歴史と信仰が日々の暮らしに息づいている土地柄にひかれた。「バックアップは充実」と後押し 自然豊かな長浜市では農業や水産業が盛んな一方、多くの地方都市と同様に過疎化にあえぐ。人手不足が課題で、市は移住者の獲得に力を入れている。 農業に関心のある有本さんにとって、魅力を感じていた長浜市への移住は渡りに船だった。 長浜市から打診された隊員としての仕事は、地域の農林水産資源を活用した特産品づくり。募集要項には「任期終了後には地域の生産者、加工者として自立を目指せる」とあった。 一抹の不安はあった。それでも、市の職員から「農業にも携われるし、バックアップ体制は充実している」と後押しされ、2019年2月、大学をやめた。 和歌山県出身の有本さんは縁もゆかりもない長浜市の北西部に移り住んだ。 人生の一大決断だった。 採用後、有本さんは地元の道の駅で働くことになった。レジ打ちやレストランの配膳作業をしつつ、地域住民との交流を広げた。 春の希少な味覚である花山椒(はなざんしょう)のつくだ煮のレシピを学んだり、余ったイチゴの活用を相談されたり。日常の中に新たな特産品のヒントがないか、探した。 各地で開かれている「コーヒーフェスティバル」の企画も温めた。コーヒーフェスは固定ファンがいる。外部からの集客が期待でき、地域で開発した商品の売買ができる場にもなるのではないか。アイデアは膨らんだ。 だが、そこまでだった。 有本さんの活動が現実に実を結…この記事は有料記事です。残り1119文字(全文2310文字)【前の記事】にじんだ検察の組織防衛 プライバシー流出招いた検事の理解不足関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>