現場から2026年7月8日 5時00分有料記事島崎周世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者である両親のもとで2世として育てられた男性。安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに信仰を離れた=2026年7月6日、関東地方、時津剛撮影 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件から8日で4年になった。今年に入り、事件の被告に一審判決が言い渡され、被告の母親が献金を続けてきた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散が確定した。だが、信者の両親の元で育った30代男性は「教団も信者も変わっていない」と言う。 男性の父親は今年、がんと診断された。ステージ4だった。医師は「抗がん剤治療はしてもほぼ意味がない」と言った。 「悔いは何かある?」と父に聞くと、「教会があんな風になってしまったからね。悔いはあるよ」と返ってきた。 東京高裁が3月、教団に解散を命じたことを指していた。こんな状況でも、気にしているのは教団のことなのか――。 「僕は解散するべきだと思っているけどね」。そう伝えると、父は黙った。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者である両親のもとで、2世として育てられた男性の指輪。教団のもので、今は着けていない=2026年7月6日、関東地方、時津剛撮影 両親は教団の合同結婚式で結ばれた。男性は、物心ついたころから教会に連れて行かれた。毎朝5時に起きて教義を音読した。教義を理由に恋愛を禁じられ、節約を強いられた。一週間の断食をさせられたこともあるという。 両親は収入の多くを教団に献金し、男性は大学に進む金銭的余裕はなかった。専門学校を経て20歳で就職。その頃には教義に疑問を抱くこともあったが、幼いころから「教えに従わなければ地獄に落ちる」と刷り込まれ、行動に移せなかった。解散命令後、信者のLINE「むしろがんばりどころ」 変えたのは4年前の銃撃事件…この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人島崎周東京社会部|調査報道担当専門・関心分野性暴力、性教育、被害と加害、宗教、人権関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月8日 (水)静岡県知事がリニア着工容認海外で臓器移植あっせんか「ポケモン空港」が開港7月7日 (火)米選手の出場停止、1年猶予にはやぶさ2、小惑星観測に成功サイバー攻撃か、高校生逮捕7月6日 (月)トランプ氏、祝賀で政治色使い捨てプラを削減 店も模索「写ルンです」誕生40年7月5日 (日)米独立宣言250年 割れる世論ケイコ・フジモリ氏 大統領にDMAT、北海道・九州にも拠点トップニューストップページへロシア選手の参加制限を全面解除、IOC 国旗や国歌使用は継続審議4:54ノルディック複合、五輪から除外 IOCが発表、日本は団体で連覇も0:10フジテレビ、出演俳優2人に謝罪 男性俳優の言動巡る経緯も説明21:30米選手処分猶予でFIFA声明 トランプ氏が要請認める 試合は敗退11:04カード決済代行の全東信が破産手続き開始 飲食業界や銀行に波紋18:24ルペン氏、フランス大統領選への出馬は不透明に 控訴審でも有罪判決22:31