大壺に宿る420年超の歴史 沈家十五代は日韓つなぐ「語り部」

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ストーリー社会最新記事毎日新聞 2026/7/12 15:01(最終更新 7/12 15:01) 有料記事 3364文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷登り窯の火入れ式をする十五代沈寿官さん(手前)と長男の大迫泰司さん(奥右)ら=鹿児島県日置市で2026年3月11日、取違剛撮影 陶芸家の十五代沈寿官さん(66)はいつも冗談が絶えない。3月の窯だきの日も、自身のキャップを指さしてニヤリと笑いかけてきた。「ハゲてねえし」。そう刺しゅうされている。そして、キャップを取るとおもむろに禿頭(とくとう)をなでてみせるのだ。父の十四代沈寿官さん(故人)が湿っぽい話を嫌ったように、十五代も重い空気を好まない。場を和ませるため道化も演じる。本人は「何も考えてねえよ」と言うかもしれないが。 全2回の後編です。 前編はこちら 「日本人とは」薩摩焼陶工の若き日の苦悩 司馬遼太郎が示した道大作家もうなる逸話 2025年6月の講演もそうだった。日本と韓国の国交正常化から60年を迎え、在福岡韓国総領事館が福岡市で開いた記念式典。登壇者として招かれた沈さんは地元政財界など約500人の聴衆を前に、自身が務める韓国名誉総領事についてこう切り出した。「任命される時に『もしかして給料が出るんですか』と尋ねたら『出ません、名誉ですから』と」。笑いが起こり、会場の緊張がほぐれる。「『それでも何かもらえませんか』とお願いしたら『名誉はお金で買えないんですよ』としみじみ言われまして、私がいかに、さもしい男かと……」 座が温まったところで沈さんは1966年11月、十四代が現地の研究者に招かれ初めて訪韓したエピソードを語り始めた。歴史小説の大家、司馬遼太郎さんが十四代に取材した小説「故郷忘じがたく候」でも描かれた逸話だ。まだ反日感情の強い時代。韓国の若者が口にするのは日韓併合(1910~45年)の36年に対する怨…この記事は有料記事です。残り2709文字(全文3364文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>