裁判Plus 司法のリアル:犯罪者を真人間に えん罪加担の元検事を染めた「世直し」の教え

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裁判Plus 司法のリアル動画あり 林みづき毎日新聞 2026/7/8 15:00(最終更新 7/8 15:00) 有料記事 2066文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大阪地検が入る大阪中之島合同庁舎=大阪市福島区で2020年9月17日、菱田諭士撮影 大阪地検特捜部が捜査した事件で陵虐行為に当たる取り調べをしたとして、特別公務員暴行陵虐罪で付審判決定が出た元特捜部の田渕大輔検事(54)の初公判が10日、大阪地裁で始まる。 語気強く自白を迫る取り調べの手法はこれまでも、冤罪(えんざい)を誘引する原因となってきた。 なぜ、繰り返されるのか。 かつて虚偽自白を強制した元検事は「ゆがんだ正義感」が背景にあるとみる。 田渕検事は、特捜部が手掛けた業務上横領事件の捜査に加わり、2019年12月、不動産会社「プレサンスコーポレーション」社長(63)=当時=の元部下の取り調べを担当。机をたたき、「検察なめんなよ」と相手を罵倒・脅迫して意に沿う供述を引き出そうとしたとされる。 特捜部は、元社長が事件に関与していたと見立て、田渕検事が否認していた元部下に元社長の共謀を認めるよう迫った、という構図だった。 「検察の体質は何も変わっていない」 後輩たちの「暴走」を伝え聞いた元検事の市川寛弁護士(60)は「情けない」という気持ちになったという。更生に携わりたいと検事に任官も…… 市川さんは1993年、検事に任官した。起訴する権限を独占する検察は容疑者を刑事裁判にかけることも、起訴を見送って許すこともできる。犯罪からの立ち直りに携われる仕事だと考えたことが志望の動機だった。 しかし、思い描いていた理想の「検事像」は早々に打ち砕かれた。 「容疑者を自白させろ」「とにかく起訴することだ」。そう上司から迫られた。 おかしいと思いつつも、次第に組織に染まっていく自分がいた。 00年に佐賀地検に赴任。捜査の中心を担う役回りとなり、農協幹部らによる背任事件の捜査主任を任された。地検挙げての独自捜査だった。 取り調べた元組合長は一貫して容疑を否認した。証拠も乏しかった。それでも後戻りは許されない空気感があった。 捜査方針に疑問を呈する検事はおらず、「何を自白させれば良いのか、訳が分からないまま突き進んでいた」。不起訴の選択肢は最初からなかった。 勾留期限が迫ったある日の取り調べ。「ふざけんな、この野郎。ぶっ殺すぞ」。かっとなって、気付けば相手を怒鳴りつけていた。 結局、元組合長は「自白」し、調書に署名した。「参りました」と相手はうなだれたが、それが本心ではないことは分かっていた。…この記事は有料記事です。残り1103文字(全文2066文字)【前の記事】「私はクレーマー?」 憧れの移住先で直面した地域おこしの現実関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>