なくならない渡航移植 背景には国内のドナー不足 実態把握は難しく

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深掘り2026年7月7日 15時45分有料記事福宮智代外科手術の様子(本文とは関係ありません) 海外で臓器移植の手術を受ける渡航移植をめぐり、男3人が臓器移植法違反の疑いで逮捕された。渡航移植がなくならない背景には、日本国内の臓器提供者(ドナー)不足がある。 日本臓器移植ネットワークによると、2025年末時点で、臓器移植を希望し登録している患者は腎臓1万5043人、心臓798人、肝臓599人など計1万7千人以上いる。一方、25年の脳死や心停止からの臓器提供者は158人だった。多くの人が、移植を受けることができず、順番を待っている。平均の待機期間は、一番短い小腸で約10カ月、心臓約3年半、一番長い腎臓では約15年に達する。世界的にみても、日本の脳死や心停止後の臓器提供の少なさが際立つ。人口100万人あたりの提供数(2024年)は、日本は1.13人に対し、最も多いスペインは53.93人と50倍、2番目に多い米国は49.7人。アジアでは韓国7.68人、中国4.71人だ。 このため日本では、健康な親族から腎臓や肝臓を提供してもらう生体移植が広く行われている。だが、ドナーとなる親族がいない場合などに患者が移植の機会を求めて海外に渡っているとされていた。 23年2月に東欧・ベラルーシでの臓器移植を無許可であっせんしたとして、菊池仁達容疑者が逮捕された。この事件を受けて厚生労働省研究班が、国内の実態を調査。海外で移植を受け、国内の医療機関に通院している患者は543人いることがわかった(23年3月末時点)。渡航先は米国が最多で227人、次いで中国175人、オーストラリア41人など計25の国・地域に及んだ。国内の臓器移植の待機者と移植の数 日本移植学会副理事長で、藤田医科大学の剣持敬・客員教授は「渡航移植の実数の把握は難しく、実際にはこの数字より多くの患者が受けている可能性がある」と指摘する。 渡航移植にはどのような問題…この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月7日 (火)米選手の出場停止、1年猶予にはやぶさ2、小惑星観測に成功サイバー攻撃か、高校生逮捕7月6日 (月)トランプ氏、祝賀で政治色使い捨てプラを削減 店も模索「写ルンです」誕生40年7月5日 (日)米独立宣言250年 割れる世論ケイコ・フジモリ氏 大統領にDMAT、北海道・九州にも拠点7月4日 (土)欧州に熱波、死者が急増長期金利一時2.81%高値永住要件に日本語・生活学習トップニューストップページへ続く値上がり、遠のく憧れ 巨大ビジネスと化したファッション11:00米選手処分猶予でFIFA声明 トランプ氏が要請認める 試合は敗退11:04高市首相と吉村代表が党首会談へ 衆院定数削減めぐる3つのシナリオ16:01GT-Rで120キロ走行、乗客けが負わせたか 白タク容疑で男逮捕15:30高齢者「原則3割」盛り込まず 窓口負担見直しで自維合意 年内結論11:50「ゆがみ」が噴出した超円安 通貨危機の「一歩半」手前、避ける術は11:30