朝日新聞連載これは私の言葉じゃない~供述調書のわな~記事深掘り2026年9月19日 9時00分有料記事黒田早織「私は取調べを拒否します」と書かれたステッカー。有志の弁護士らでつくる「取調べ拒否権を実現する会(RAIS)」が作成した 警察や検察の取り調べで、こちらの言い分を供述調書に正確に書いてもらえないことがある。そんな事態への対抗手段として、刑事弁護の現場では、ある取り組みが少しずつ広がっている。 「取り調べ拒否」だ。憔悴しきった女性は 1年ほど前、石川県内の警察署。スウェット姿で接見室に現れた容疑者の30代女性は、憔悴(しょうすい)しきっていた。 国選弁護人として接見した上野花穂弁護士(金沢弁護士会)がアクリル板ごしに話しかけても、うつむきがちで声に力がない。 女性の逮捕容疑は、自宅で覚醒剤を使用したというものだった。「覚醒剤を使ったのですか」と尋ねると、女性は小さな声で答えた。「使ったかと言われれば、使いました」 同居していた交際相手の男性が覚醒剤を使っていた。男性からはDVを繰り返され、「お前を薬漬けにしてやる」と言われて覚醒剤を無理やり注射されたことが何度もあった。逃げたかったが、「見つかれば殺されるかもしれない」と思い、逃げられなかった――。弁護士の助言「相手はプロです」 話を聞いた上野弁護士は、女性にこう伝えた。 「警察は、無理やり注射され…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケア関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月19日 (土)日銀、政策金利1.25%に新米が去年の古米より安い中国の若者失業率が最悪水準9月18日 (金)第2次高市改造内閣が発足FRB、3年2カ月ぶり利上げ決定アンダーパス規制15カ所追加9月17日 (木)男女平等、日本は117位自民党の新執行部が発足100歳以上、初の10万人超え9月16日 (水)石井準一参院幹事長が交代へ基準地価1.5%上昇消費減税の大綱を閣議決定トップニューストップページへ台風25号、21日に房総半島上陸の可能性 接近前から大雨の恐れも19:01トランプ氏「グリーンランドの支配」を得た 協定締結とSNSで主張8:23カナダの脱トランプ加速 戦闘機購入も見直し「背中蹴られて買うな」11:30年金受給は「80歳から」? 小泉防衛相への反発、繰り返す背景は9:00退職したのに「仕事に行く」 認知症の幻覚や妄想、寄り添いで改善も7:00NHK朝ドラ「風、薫る」が描く派出看護婦 吐露した嘆き、強い抗議7:00