北極になぜ恐竜の化石? 長年の謎、スパコンで当時の気候を解明

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毎日新聞 2026/9/19 11:00(最終更新 9/19 11:00) 843文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷地軸の傾きの増加による現在(上)と白亜紀後期(下)の気温変動のシミュレーション。大気中の二酸化炭素濃度は同じでも、白亜紀後期は現在より北極域の陸地が広く、気温上昇幅が大きい=阿部彩子・東京大教授提供 白亜紀後期(約7000万年前)の地球はなぜ、北極域で恐竜が生息できるほど、現代よりはるかに温暖だったのか。樋口太郎・東京科学大研究員や阿部彩子・東京大教授の研究チームは、スーパーコンピューターを使ってその謎を解明したと発表した。大気中の二酸化炭素濃度、地軸の傾き、大陸の配置の3要素が現在と異なっていた効果で、寒さに弱いとされる恐竜でも生存できる温暖な気候を作り出していた。将来の気候変動を予測する上でも役立つ成果という。化石発見も気温再現できず 米アラスカ州で恐竜の化石が見つかったことなどから、白亜紀後期の北極域の年平均気温は産業革命前に比べて10度以上高かったと考えられている。しかし、これまでスーパーコンピューターによる気候モデルはその気温を再現できず、化石データとのギャップを解消することが長年の課題となっていた。Advertisement そこで、研究チームは当時の地球の状態を精査。大気中の二酸化炭素濃度が現在より3~4倍高かった▽大陸移動で北極域の陸地面積が現在より約2倍広かった▽地軸が現行の23・4度より約1度大きく傾いていた――などの条件を気候モデルに反映させ、気温を試算した。「今後も地球史を再現」 その結果、高い二酸化炭素濃度に加え、海に比べて温まりやすい陸地の面積の拡大や地軸が太陽に向いたことに伴う熱を浴びる期間の長期化などで気温は上昇。また、冷蔵庫の役割を果たすグリーンランドの氷床が減り始めたことで気温上昇はさらに増幅し、産業革命前に比べて14~16度も高くなりうることが示された。阿部彩子・東京大教授(左)と樋口太郎・東京科学大研究員=阿部教授提供 気候変動は、地軸の傾きのような自然要因と、人間活動による温室効果ガス排出という人為的要因が重なって現れる。両者の要因を区別することは、効果的な温暖化対策や将来の気候変動予測の上で重要になっている。 阿部教授は「今回の成果は気候モデルの検証につながる。今後も地球史を再現していきたい」と話している。 成果は7月22日付の米専門誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズに発表した。【田中泰義】関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>