即位後初の長崎、かがみ込んだ皇后さま 記者が目を離せなかった姿勢

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現場から2026年9月17日 13時00分有料記事編集委員・島康彦恵の丘長崎原爆ホームを訪問し、入所者と懇談する天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=2025年9月13日、長崎市、日吉健吾撮影9月13日 天皇ご一家が被爆者と交流 2025年のこの日、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが長崎市の恵の丘長崎原爆ホームを訪れ、入居する被爆者と交流した。戦後80年にあたり、沖縄、広島に続く戦没者慰霊と記憶継承の旅路。印象深かったのが、車いすの被爆者と視線を合わせようと、ひざを大きく曲げ、かがみ込むようにして声をかける皇后さまの姿だった。 この年、両陛下は4月の硫黄島を皮切りに、6月に沖縄と広島、そして9月に長崎、10月に東京都慰霊堂と、太平洋戦争の被害が大きかった地に足を運んだ。両陛下にとって長崎訪問は即位後初めてで、これが初訪問となる愛子さまを同伴した。 ご一家は9月12日に長崎県に入り、13日に恵の丘長崎原爆ホームを訪れた。約350人の被爆者が暮らしており、当時の最高齢は105歳。ご一家はこのうち8人と順番に懇談した。恵の丘長崎原爆ホームを訪問し、入所者と懇談する天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=2025年9月13日、長崎市、日吉健吾撮影 14歳で被爆した町田エイ子さんは、原爆投下の翌日、数キロ離れた場所まで歩いた際、周囲に赤ちゃんや動物の遺体が転がっていたことや、臭いがひどくて1週間ほど食事がのどを通らなかったと話し、「言葉では言い表せないほどでした」と当時の様子を伝えた。天皇陛下は「つらい思いをされましたね」、皇后さまは「(当時の)写真を見ましても、言葉がないですね」と話したという。 5歳で被爆した草野タカ子さんは、くしゃくしゃに折りたたんだメモを手に懇談に臨んだ。メモには、ご一家に伝えたい思いが紙いっぱいに、細かい字で記されていた。この日の懇談者で最高齢の春野ハルさん(当時98)は、爆心地から約1・6キロで被爆した体験を伝え、愛子さまから「ご無事で良かったですね」と声をかけられた。 現場で取材していた記者が注目したのが、被爆者と向き合うご一家の姿勢だ。「あれだけ深く、中腰の姿勢を続けるのは大変なのでは」 被爆者は全員が高齢のため…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人島康彦社会部|編集委員専門・関心分野皇室、こどもの問題、格闘技(プロレス)、演芸(落語、浪曲)関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月17日 (木)男女平等、日本は117位自民党の新執行部が発足100歳以上、初の10万人超え9月16日 (水)石井準一参院幹事長が交代へ基準地価1.5%上昇消費減税の大綱を閣議決定9月15日 (火)中部電力の社長と会長 辞任へAI開発「遅らせるべきだ」富士山のヘリ救助 有料化へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円トップニューストップページへFRBはなぜ利上げしたのか 日本への影響は 今後のポイントを解説7:01ゲームは「遊び」から巨大産業へ 東京ゲームショウ、30年の変貌11:30奈良市の高圧容器検査所で爆発 屋根と壁が破損、作業員らにけがなし13:26「お母さん、あれどこ?」に応じる負担 女性に偏る「見えない家事」10:15「人当たりいい業者」信頼したら…リフォームしたはずの屋根裏に衝撃11:00鉄の門が開き、名を名乗らぬ夫婦が歓迎…ついに祖国の教員免許を手に9:00