毎日新聞 2026/9/19 18:47(最終更新 9/19 18:59) 767文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷一つの人工視細胞(右)を、網膜の中で視細胞が脱落した場所に移植することを想定する=松本彰弘・国立遺伝学研究所助教提供 加齢黄斑変性症など網膜にある視細胞が傷むことで視力の低下を招く病気に対し、視細胞の代わりとなる人工デバイスを開発したと、国立遺伝学研究所やデンマーク工科大などの国際研究チームが発表した。マウスとブタを使った実験で効果が示され、今後は臨床研究を検討する。 角膜や水晶体を通った光は、眼球の内側にある網膜で電気信号に変わり、視神経を通じて脳に送られることで像として視覚認識される。網膜にある視細胞がこの変換を担うが、加齢黄斑変性症や網膜色素変性症では、視細胞が異常を起こしたり脱落したりすることで信号が脳に届かなくなる。そのため、眼鏡などでの矯正は困難だ。Advertisement これらの病気に対しては再生医療や遺伝子治療の研究が進められているが、課題も多い。人工デバイスを使った治療も古くからあるが、多くは金属製で、視細胞の形に合わせた加工が難しかった。 チームは、微小な太陽電池と炭素製の電極を組み合わせた直径40マイクロメートル(マイクロは100万分の1)ほどのデバイスを開発した。この人工視細胞に光が当たると、太陽電池が発電し、炭素電極が駆動して電気信号を生み出す。炭素を使うことで加工が容易で、実際の視細胞に似た振る舞いをするよう設計できたという。 マウスとブタを使った実験では、視細胞が機能しない状態にした網膜に人工視細胞を配置したところ、視力に関わる神経活動が活性化することが確認された。 患者に応用する場合には、網膜内で視細胞が脱落した部分を可視化し、そこに必要数の人工視細胞を移植することを想定している。 遺伝研の松本彰弘助教(視覚神経科学)は「光の強弱や波長ごとにデバイスを設計すれば、視力の回復が期待できる。10年程度で臨床研究に進めていきたい」と話した。 成果は科学誌「アドバンスド・ヘルスケア・マテリアルズ」に掲載された。【渡辺諒】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>