2026年9月16日 9時00分杉浦達朗今夏の甲子園大会出場を祝う懸垂幕でつくったエプロンを身につける渡部倖成さん(左端)ら野球部を引退した3年生=日本文理高提供 今夏の第108回全国高校野球選手権大会に出場した日本文理高校(新潟市西区)。7月の新潟大会優勝後、校舎には「おめでとう甲子園出場」との懸垂幕が掲げられていた。8月下旬に役目を終えた懸垂幕が、新たな姿に生まれ変わり、生徒を支えている。 懸垂幕は縦約10メートル、横約1.5メートルで、丈夫な布でできている。三浦愛教頭によると、懸垂幕を撤去する際、「有効活用できないか」と教職員で話になり、家庭部顧問の橋本典子教諭から「エプロンにしませんか」と提案があった。 橋本教諭は「雨風にも強い布でできているので、エプロンにぴったりだと思った」と話す。ただ、それだけではない「強豪校」ならではの理由もあった。 野球部以外にも部活動が盛んな日本文理高では、寮生活を送る生徒が約200人いる。家庭科の調理実習では、自宅通学の生徒はエプロン持参が基本だが、寮生は「実家から取り寄せてもらうのも大変」(橋本教諭)なので使い捨てエプロンを使うことが多かった。 橋本教諭は「環境への配慮にも、記念にもなる」と語る。懸垂幕から生まれ変わったエプロン18着は、調理実習時に寮生たちに貸し出す備品になることが決まった。 9月に入り、家庭部の生徒14人が橋本教諭の指導を受けながら、懸垂幕をきれいに洗った上で生地の裁断をし、ミシンで縫ってエプロンをつくり上げた。 完成品は文化祭で展示された。今後、授業で使われる。家庭部の小林玲雄部長(2年)は「野球部の頑張りを残したいと思っていた。使う生徒が歴史を感じてくれたら」と話した。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月16日 (水)石井準一参院幹事長が交代へ基準地価1.5%上昇消費減税の大綱を閣議決定9月15日 (火)中部電力の社長と会長 辞任へAI開発「遅らせるべきだ」富士山のヘリ救助 有料化へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円9月13日 (日)フーシが紅海の沿岸部を制圧インフル流行、異例の早さ新築マンションに配達駐車場トップニューストップページへ「聖域」人事に首相が? 「大変なことに…」参院の実力者交代へ19:30財政難の兵庫県に時価8億3400万円の金の延べ棒 匿名希望の寄付5:00「パレスチナ解放」訴え、ラッパーが降板 エド・シーランの米ツアー6:00ロシア極東でドリフト大会 4年ぶり日本の名車が激走、侵攻後も人気7:00東京23区の地価上昇率、1位は港区 中央区や千代田区は伸び率鈍化6:00草間彌生さんの屋外作品、各地に 「日常にありえないサイズ、色彩」7:00