2026年9月18日 17時40分有料記事松本江里加福岡高裁=福岡市中央区 福岡県小郡市の非正規職員として20年以上勤めた女性(62)が、会計年度任用職員に再任用すると説明されたのに任用を打ち切られたとして、市に550万円の損害賠償を求めて福岡高裁で係争中の国家賠償訴訟が、対応が不適切だったと市が認めて150万円の解決金を支払う内容で和解する見込みになった。市議会が9月18日、関連の議案を全会一致で可決した。 和解案には、解決金の額の口外を禁ずる条項もあるが、議案などから明らかになった。 女性は2002年8月から小郡市の臨時職員や嘱託職員として勤務。会計年度任用職員だった23年3月末に任用を打ち切られた。市側が次年度の勤務先を提示後に撤回した経緯から、一審・福岡地裁久留米支部は今年2月、市の注意義務違反を一部認め、5万5千円の支払いを命じた。双方が控訴したが、福岡高裁は和解を勧告。和解案では、市が解決金を支払うほか、対応が不適切だったことを認め、「遺憾の意を表する」とされた。 18日の市議会で、加地良光市長は「早期かつ円滑な解決を図るため」と和解案受け入れの理由を説明し、「このような誤解を生むような、相互に裁判になるような案件は生み出してはいけないと深く反省している」などと述べた。市の担当部長は解決金について「精神的な苦痛を与えてしまったという性格」と説明し、高裁の裁判官から「少し厳しい判決になる」と言われていた、とも明かした。また、市の担当者と原告の間で認識の共有・確認が足りず、「相手方に一定の不利益を生じさせた点が不適切という点」と説明した。 女性は「和解にはなりますが、勝利だと理解しています。長い裁判を終えることができる安堵(あんど)でいっぱいです。泣き寝入りしないで本当に良かった」と話した。 一審判決などによると、女性…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方、子どもの権利、福祉など関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月18日 (金)第2次高市改造内閣が発足FRB、3年2カ月ぶり利上げ決定アンダーパス規制15カ所追加9月17日 (木)男女平等、日本は117位自民党の新執行部が発足100歳以上、初の10万人超え9月16日 (水)石井準一参院幹事長が交代へ基準地価1.5%上昇消費減税の大綱を閣議決定9月15日 (火)中部電力の社長と会長 辞任へAI開発「遅らせるべきだ」富士山のヘリ救助 有料化へトップニューストップページへ簗農水相、性的少数者「種の保存に反する」発言に「非公開」と答えず17:33米国産ジャガイモ輸入解禁めぐり懸念相次ぐ 農水省オンライン説明会17:43早くも住宅ローン金利引き上げの動き 普通預金の金利も 日銀利上げ17:495連休中のイベント、台風接近に分かれる判断 「せっかくの休みが」16:30チャールズ英国王の母校、日本進出 学費800万円、生徒は各国から13:00「映画ちいかわ」想定超える大ヒット 可愛いのに怖い、だけじゃない7:00