深掘り2026年9月17日 20時38分有料記事南島信也 山下凜太朗行方不明者を捜索する消防隊員ら=2021年7月12日午前11時18分、静岡県熱海市伊豆山、藤原伸雄撮影 2021年7月に熱海市で発生し、28人が犠牲となった土石流災害。遺族や被災者ら約130人が県や市、盛り土周辺の土地の前・現所有者らに約43億4600万円の損害賠償を求めた訴訟が17日に結審した。裁判では責任の所在に加え、被害の予見可能性や行政対応の妥当性などが争われた。最終盤を迎えた訴訟の主な争点を整理する。盛り土の高さ、計画15m→45m超 土石流は、伊豆山地区の逢初川源頭部の谷間に造成された盛り土が崩壊したことで起きた。県が設置した第三者委員会の報告書などによると、盛り土は、神奈川県小田原市の不動産会社が土地を取得した後の07年から始まった。11年2月には現在所有する別の不動産業者が土地を買収し、新たな大量の残土搬入はなくなった。 盛り土の高さは、計画段階では15メートルだったが、11年時点で45メートル超に達していた。この大量の盛り土に、大雨による雨水や地下水が流入して土石流が発生したという発災原因については、原告・被告の間で大きな争いはない。ただ、その危険性を誰が予見し、災害を防ぐ義務を負っていたかをめぐって主張が対立している。 裁判では土地の前・現所有者…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月17日 (木)男女平等、日本は117位自民党の新執行部が発足100歳以上、初の10万人超え9月16日 (水)石井準一参院幹事長が交代へ基準地価1.5%上昇消費減税の大綱を閣議決定9月15日 (火)中部電力の社長と会長 辞任へAI開発「遅らせるべきだ」富士山のヘリ救助 有料化へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円トップニューストップページへ小泉防衛相が鳥取知事に謝罪「ご迷惑おかけして…」 空自無人機墜落18:55スーパーで従業員刺され死亡、元夫逮捕「殺そうとした」 大阪・大東18:47裁けない裁判官が判決言い渡し 識者「聞いたことがないミス」17:47AIの子ども利用、感情依存や学業不振のリスクも 対策乗り出す各国16:00給料日前の5連休、お金かけずに楽しむ術 「お手伝い」も「節約」も6:00早明浦ダム迫る貯水率0% 過酷な「平六渇水」経て造られた水源の力8:00