町へ出よう 書を探そう毎日新聞 2026/9/19 14:00(最終更新 9/19 14:00) 有料記事 1571文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷店の入り口。倉庫をリノベーションした複合施設の中にある。遊び心あるアート雑貨も置く=秋田市の秋田市のBook Store Pellonpääで2026年7月30日、上東麻子撮影 秋田市の中心部を流れる旭川の近く、倉庫をリノベーションした複合施設の一角に、Book Store Pellоnpää(ペロンパー)がある。 約20平方メートルの店内には文学やアートを中心に約1800冊が並ぶ。店名は、店主の小松田祐太さん(46)がお気に入りのフィンランドの名優、マッティ・ペロンパーから付けた。 小松田さんは長らく、精神科病院で相談支援の仕事をしてきた。「その経験が全部、本屋につながっています」という。「社会に順応している人の方が…」 地元の高校を卒業後、東京に出て専門学校で学んだが、家族の事情によりに帰郷した。障害者施設で働きながら、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取得して約20年間、精神科病院で相談員として働いた。 仕事で大切なのは、話を「聴く」こと。生活歴、病気、家族、仕事、それに人間関係……。患者のさまざまな物語に耳を傾けてきた。 だが一生懸命支援していても、うまくいかないことは多かった。なぜ薬を飲んでくれないのか。なぜお酒を飲んでしまうのか。なぜ仕事に定着してくれないのか――。「自分の常識や価値観では分からないことも多かった」 そんな時に精神病理学者、木村敏の名著「関係としての自己」と出合った。デカルトの「我思う、ゆえに我あり」とは対照的に、「自己とは、自己と世界とのあいだにある関係そのもの」という視点が新鮮だった。 そして、ふと思った。「この人たちは社会の外にはじかれているだけで障害者ということになっているけれど、本当は社会に順応している人の方が異常なのではないのか」「就労支援といって、こちらの常識で都合のいいように相手を動かそうとしているだけではないのか。『働かざる者食うべからず』と言うけれど、あまりにも働くことが第一になりすぎていないだろうか」 患者さんと一緒にたばこを吸って雑談したり笑いあったりするうちに、「仕事ができなくても、支援を受けて生活できればいいじゃないか」と感じるようになった。40歳を過ぎて始めた「後押し」…この記事は有料記事です。残り730文字(全文1571文字)【前の記事】昭和レトロな旧商家の1階 グラフィックデザイナーが営む書店関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>