深掘り2026年9月17日 7時00分有料記事永野真奈 比嘉太一博報堂プロダクツのクリエイティブディレクター兼チームリーダーの小山奈緒美さん=2026年9月13日午後3時20分、東京都江東区、永野真奈撮影 世界経済フォーラムによる「ジェンダーギャップ指数」が16日に発表され、前年より日本の順位は一つ上がり、117位だった。国内で女性首相が誕生した後、初めての公表だったが、状況はほぼ変わらない。指数の改善は女性だけでなく、社会全体の問題との声が上がる。 「『女性首相になってうれしい?』と聞かれたこともあったが、仕事をする人の性別は関係ない。制度を変えられる立場にいる人がどんな声を可視化して、どう変えるかが大事」 映像業界で働き方改革に取り組む博報堂プロダクツ(東京都)のクリエイティブディレクター兼チームリーダーの小山奈緒美さんは指摘する。生理痛でも周りには言えなかった テレビCMやWeb動画などの撮影では、昼夜問わず働く過酷な現場が多かった。新卒で入った博報堂プロダクツで配属された部署は、9割が男性、女性の上司はゼロだった。会社に何日も泊まり込むこともあった。 起き上がれないほどの生理痛でも、周りには言えなかった。鎮痛剤を飲み、撮影現場で重い機材を運んだ。「男とか女とか関係ない、好きだからがんばります、という姿勢じゃないと働いてはいけないという制約を自分にかけていた。男みたいに働かなきゃいけない、それくらいできますっていうパフォーマンスをしなければいけない、と」 ただ、職場に女性が増え始めると、そんな「謎の呪い」に苦しむのが自分だけではないことに気がついた。「こんな働き方で結婚できますかね」「子ども、欲しいけど考えられません」。自然とそんな悩みを聞くようになった。産育休から復職後、辞める女性社員も見てきた。女性管理職の増化=「女性を考えている」に危機感 3年前、女性の先輩社員と一…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人永野真奈東京社会部|ジェンダー担当専門・関心分野ジェンダー、子ども、性暴力比嘉太一東京社会部|ジェンダー/メディア専門・関心分野事件・事故、沖縄、働き方、外食業界、調査報道関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月17日 (木)男女平等、日本は117位自民党の新執行部が発足100歳以上、初の10万人超え9月16日 (水)石井準一参院幹事長が交代へ基準地価1.5%上昇消費減税の大綱を閣議決定9月15日 (火)中部電力の社長と会長 辞任へAI開発「遅らせるべきだ」富士山のヘリ救助 有料化へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円トップニューストップページへ市場へのメッセージは? 高市改造内閣、財政悪化の懸念払拭なるか6:00「ポスト高市」留任目立つ人事の意味 ベテラン議員が語る首相の思惑21:50FRBはなぜ利上げしたのか 日本への影響は 今後のポイントを解説7:01ドジャースがきょうにも地区優勝、大谷翔平が不在でもマジック「1」6:20国策うたう投資で損失160億円 阪神OBや政治家との接点アピール4:00独自ジェンダーギャップ117位 「女性だけの問題ではない」理由とは7:00