毎日新聞 2026/9/20 11:45(最終更新 9/20 11:45) 有料記事 1321文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷あんこを補充するバートルさん(中央)=渋川市伊香保町で2026年6月18日午前7時45分、坂巻士朗撮影 早朝の作業場に、湯気が立ち上る。伊香保温泉(群馬県渋川市)の銘菓「湯乃花饅頭」を製造する「勝月(しょうげつ)堂」。1910(明治43)年創業の老舗は、温泉まんじゅうの発祥とも言われる。 職人たちはキビキビと動く。温泉の湯の茶褐色を黒糖で表した生地に、北海道産の小豆を使ったなめらかなこしあんを包み、等間隔に並べて蒸す。ひときわ背筋の伸びた男性の職人が、せいろの蓋を開け、仕上がりを確かめた。それから一つずつ網の上に移して粗熱をとり、数人で化粧箱に詰めてゆく。 「よし、店を開けよう」。4代目社長、半田正博さん(70)の明るい声が響く。午前9時、店の前には既に行列ができ、待ちかねた客がなだれ込んだ。♨短期留学で来日、運命の恋に 慣れた手つきで、まんじゅうの仕上がりを確かめていた職人の名前を尋ねた。「長いので書きます」と、片仮名でノートにつづってくれた。ダバジャルガル・チュルンバートル。愛称・バートルさん(40)は、流ちょうな日本語で「モンゴルのウランバートル育ちです」と自己紹介した。 湯の町・伊香保の老舗と、モンゴル出身の男性が、どこで結びついたのか。バートルさんは少し照れながら「嫁さんと会ったんですよ」と言った。高校時代に短期留学した勢多農林高(前橋市)で、運命の「恋」に落ちた。 2005年5月。バートルさんは、モンゴルやフィリピンなど5カ国の高校生とともに来日した。ホームステイをしながら、食品製造やバイオテクノロジーを学ぶためだ。最初の3カ月間の留学先が勢多農林高だった。 勉学に燃えるバートルさんを、隣の教室から見つめる女子生徒がいた。当時2年だった楯(たて)美加さん(38)。「ビビッときて、一目ぼれでした。この人と結婚するなと」。本でモンゴル語のあいさつを調べ、廊下で声をかけた。「サエンバイノー(こんにちは)」。やがて交際が始…この記事は有料記事です。残り545文字(全文1321文字) 「湯乃花饅頭」を取り巻く職人、家族や社長の姿を3回にわけて描きます。 第2回 マイナス10度で花嫁ドレス モンゴルから群馬へ、電話が転機に=21日11時45分アップ予定 第3回 「企業秘密」こしあん作り任され 伊香保の銘菓守る「やりがい」=22日11時45分アップ予定あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>