藤原章生の不思議なムトゥワ:夢でみた女性が目の前に? 南アのシャーマンがもたらす奇妙な縁

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藤原章生の不思議なムトゥワストーリー 藤原章生毎日新聞 2026/9/6 13:00(最終更新 9/6 13:00) 有料記事 2984文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷冬至祭りで会ったブリギッテ・グレーテ(右)と娘のバジル=南アフリカ北西州で2026年6月21日、藤原章生撮影 お守りの中に何かがあるのか。あるかもしれないし、ないかもしれない。私はどちらともいえない。では、夢はどうか。夢が日々の、未来の出来事を映すことがあるのか。 クレド・ムトゥワ(1921~2020年)がソウェト蜂起や米同時多発テロを予知したのは夢を通してだった。彼によると、人には魂が二つある。一つはエナと呼ばれ、その人が死ぬと、しばらくして消える。もう一つはモヤといって、いつまでも残るか別のところへ行く。その人が生きている間、モヤは肉体より一歩前にいて、その先読みを脳にもたらすという。ズールー語のモヤは魂だけでなく、風を指し、虫の知らせ、予感をもたらすそうだ。南アフリカの元特派員による連載「不思議なムトゥワ」は今回が14回目。これまでの記事はこちらで読めます。「あなたに話さないといけない気がして」 私の趣味、マージャンを例にあげれば、ある牌(パイ)を切ろうと頭で納得しても、一瞬不安に襲われることがある。勘というやつだが、ムトゥワによれば、これはモヤが「危ないぞ」と事前通告しているともいえる。沢登りのとき、「岩の下敷きになるかもしれない」という思いが湧いた直後、岩が崩れたことがあった。これも、ムトゥワに言わせれば、モヤのささやきだ。でも、それはせいぜい数秒先の話で、彼のように何年も前に夢で事件を知ることなど、普通はできない。 正夢、予知夢の仕組みを解き明かした例はない。私は夢が好きで、16歳から半世紀近く夢日記をつけてきた。子供が誘拐されたり、馬賊に襲われたり、宇宙遊泳したりと派手だが、それが日常にからんでくると思ったことはない。夢はしょせん夢だと、深く考えなかった。 この6月21日、南半球で夜が最も長い日、冬至の祭りで奇妙なことが起きた。南アフリカ北西州の村シャンバラに約100人が集まった。私が居候している「ワニ山」のデリック・シェラードと現地に行き、たき火に当たっていたら、女性が一直線に歩いてきて、唐突に夢を語りだした。 「ここ数日、毎晩のようにムトゥワの夢をみるの。おととしくらいから時々現れたけど、今回はずっと。彼は私の前で語りつづけるのだけど、何を言ってるのかわからなくて。あなた、何かわかる?」 「はあ?」といった話である。初対面でいきなり夢の話をするか普通?といぶかった。「なぜ、私にその話を?」と聞くと、彼女は「あなたに話せば何かわかるような気がしたから。いや、あなたに話さないといけない気がして」と言う。 そう話す彼女の目があまりに真剣なので、あれっと思った。その目が前日とその数日前の夢に出てきた女性とよく似ていたからだ。白い霧をバックに女性がじっとこちらを見ている図だった。あまりに鮮やかだったため、私は起き抜けにメモを書き、デリックにその話をした。「何度も白人の女性、アフリカーナーのような女性のイメージ。左側に白い服の男。ムトゥワ? 全体にポジティブなイメージ」とメモ帳にある。 「もしかして……あなたは夢の中の?」と聞こうとしたが、変なので言わないでいると彼女は「ムトゥワの夢とあなたが何か関係…この記事は有料記事です。残り1711文字(全文2984文字)【前の記事】「聖地」ブリンダバに何があるのか 南アのシャーマンが残した謎関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>