2026年11月4日 16時00分有料記事翁長忠雄若本敏明さんの遺骨を手にする三好滋子さん(右)=2026年11月4日午前10時26分、広島市中区、白井伸洋撮影 1945年の広島への原爆投下で死亡し、引き取り手が見つからず原爆供養塔(広島市中区)に安置された約7万柱の遺骨のうち、当時13歳だった若本敏明さんの遺骨が4日、遺族に返還された。市が今年、40年ぶりに骨つぼを総点検し、名前の誤記が判明。妹の三好滋子さん(91)=広島市=が見つかった。 この日午前、三好さんは原爆供養塔を訪れ、供養塔を管理している広島戦災供養会の畑口実会長から遺骨を受け取った。若本敏明さんの遺骨を手にする三好滋子さん=2026年11月4日午前10時31分、広島市中区、白井伸洋撮影 三好さんは報道陣の取材に「6月ごろに兄の遺骨ではないかとなった時はうれしさがものすごくありました。今日はその反対で、悲しみだけ。うれしさなんかありません」と語った。市は6月、供養塔の遺骨で名前がわかっている813柱のうち、骨つぼの総点検で37人分の名前の誤記や住所の記載漏れが判明したと公表。その1人が若本さんだった。 三好さんによると、若本さんは優しい性格で、ハトやヒヨコを自宅で大切に飼っていた。三好さんが戦時中の学童疎開で家を出た後も、絵はがきを送って励ましてくれた。 母は毎年、夏になると兄を思い出し、悲しんでいたという。遺骨は母の墓に納めるといい、三好さんは「母が一番喜んでくれていると思います」と語った。三好滋子さんが持参した写真。左端が若本敏明さん=2026年11月4日午前9時51分、広島市中区、白井伸洋撮影 三好さんから状況を聞き取った市原爆被害対策部調査課や三好さんによると、若本さんは当時、三篠国民学校高等科2年生。原爆が落とされた45年8月6日朝、当時暮らしていた広島市内にある母の会社の寮から学徒動員先へ向かい、行方不明になった。 母が焼け野原で必死に若本さ…【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人翁長忠雄広島総局専門・関心分野中東、東南アジア、原爆、沖縄関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月4日 (水)冷蔵庫にサイバー攻撃相次ぐエンゲル係数 44年ぶり高水準不登校が急増 コロナ禍影響か11月3日 (火)GMO代表、不正アクセスを謝罪「憲法9条の碑」全国で急増冥王星の先に新たな準惑星か11月2日 (月)防災庁、きょう誕生スズキがホンダ・日産抜く眼科で視力検査 経験なし多数11月1日 (日)訪日客の免税制度を変更都道府県立高 145校閉校へセキュリティー人材 争奪戦にトップニューストップページへ民主党、上下両院「歴史的な勝利」 トランプ氏は結果「受け入れる」16:16大敗 どうなるトランプ大統領 外交や経済への影響は? 要点解説14:55美容医療から「医師養成の負担金を」 財務省、「直美」問題で提言16:0781年前に被爆死の13歳遺骨、妹に返還 「母が喜んでくれている」16:00JAL社長「自問自答」の減便検討 ライバルは新幹線「4時間の壁」9:00「あなた、逮捕されるよ」警察官名乗る電話 攻防39分、最後は豹変6:00