人気者のラッコ「キラ」死ぬ、国内飼育は鳥羽水族館の残り1頭に

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2026年11月5日 15時40分(2026年11月5日 17時43分更新)小西正人元気だったころのラッコのキラ=2026年3月17日、鳥羽水族館提供 国内の水族館でラッコを唯一飼育している鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は5日、ラッコのキラ(18歳・メス)が死んだと発表した。鳥羽水族館が飼育するラッコはメイ(22歳・メス)1頭のみとなった。 鳥羽水族館によると、キラはラッコとしては高齢。8月ごろから足腰の動きが悪くなるなど体調不良が続き、今月4日から水槽の見学を中止していた。最近は体重低下も顕著になっていた。 5日午前7時ごろ、けいれんが見られたため、保温や酸素吸入、投薬をしたが午前10時40分に死んだ。死因は呼吸不全による心肺停止とみられる。 ラッコはかつて国内の水族館で100頭以上が飼育されたが、国際取引の規制や米国の輸出制限などに加え、繁殖も進まず飼育数は減少。2025年1月にマリンワールド海の中道(福岡市)のオス「リロ」が死んで以降、国内で飼育されていたのは鳥羽水族館のキラとメイだけだった。名前に込められた「愛され光り輝く存在に」 キラは、和歌山県のアドベンチャーワールドで生まれた。名前のキラには「みんなに愛されて光り輝く存在になってほしい」という願いが込められたという。 アドベンチャーワールドでは2017年以降、キラ1頭の飼育になっていたが、ラッコは本来、群れで生活する生態を持つ。動物福祉の観点から単独飼育を避けようと、21年3月に鳥羽へ。鳥羽水族館生まれのラッコ、メイとともに人気を集めた。 「バイバイ」「拍手」など、腕を速く動かす技が得意だった一方、食べるペースはゆっくりで、メイに餌を横取りされることもあったという。 マイペースな性格で、少し不器用なところも魅力だった。飼育担当者は「前日には寝転びながらもご飯を食べ、いらなくなったら首を横に振り、最後までキラらしい姿を見せてくれた。最期はメイも近くにいて、みんなに見守られながら息を引き取りました」。 最後の1頭になったメイも、5月ごろには食事の量が減るなど体力の衰えを見せたが、現在は元気を取り戻しているという。担当者は「メイのケアにも尽力し、一日でも長く元気に生きてもらえるように頑張っていきたい」としている。 鳥羽水族館はキラへの献花や供物は辞退していて、思いをつづる「メッセージボード」を近日中に館内に設ける予定。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人小西正人伊勢支局長専門・関心分野地域コミュニティー関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月5日 (木)米中間選挙、共和党が大敗日経平均、一時3千円超の下落サイバー攻撃の対策を後押し11月4日 (水)冷蔵庫にサイバー攻撃相次ぐエンゲル係数 44年ぶり高水準不登校が急増 コロナ禍影響か11月3日 (火)GMO代表、不正アクセスを謝罪「憲法9条の碑」全国で急増冥王星の先に新たな準惑星か11月2日 (月)防災庁、きょう誕生スズキがホンダ・日産抜く眼科で視力検査 経験なし多数トップニューストップページへ「安く早く」のはずが…備蓄米の随意契約分、売却まで最長310日も16:49「民主社会主義」議員、中間選挙で2人→7人 穏健派にはブーイング17:00蔵内氏会見に吉松議員ら反論 「割り勘、見たことない」「あきれた」17:00「男性の名字」にしなかったため婚約解消 元恋人を訴えた女性が敗訴16:38「命の砂時計」を連呼したトップ 専門家が語るGMO会見の問題点15:30「余命一年、男をかう」は氷河期世代の物語 原作の吉川トリコが語る7:00